無料ブログはココログ

2019年7月10日 (水)

畳にカビが生えないためのご注意

金沢の今年の梅雨入りは少し早めでしたが、

今のところ降水量は少ない模様です。

ただ、今週に入っては曇りがちでジメジメした梅雨特有の

蒸し暑さが感じられるようになりました。

 

畳にとってシロアリの次に注意したいのはカビではないでしょうか?

特に新築や畳の張替えをして一年未満の方は

いぐさが枯れきってなく高温多湿の状態が続くと

表面や側面にカビが生えることがあります。

 

対策としては除湿器で湿度を下げることに尽きます。

また、カビが生えてしまっては拭き取った後に

キッチン用のアルコールをスプレーしておくと再発しにくくなります。

001

初期のカビは白いホコリみたいで簡単に拭き取れます。

ただし、うっかり長期間にカビを放置すると

食パンに生えるような青かびになってしまいます。

こうなるとカビ臭がしばらく残ったり、

畳にも染みが出来ることがあります。

 

そもそも、日中は留守になるので畳のお手入れができない方は

和紙畳や樹脂畳を検討してみてはいかがでしょうか?

Photo_20190710050101

こちらはセキスイ製の美草です。

カビのほか、日焼けやダニにも強いのが特徴です。

 

2019年6月 2日 (日)

シロアリのご注意

Photo_3  

一雨ごとに梅雨入りに近づくかのように湿度と気温が上がってきました。

九州南部ではすでに梅雨入りが宣言されました。

金沢を含め北陸地方では例年ならば6月半ば頃に梅雨入りしますので

しばらくは晴天が続きそうです。

さて、この時期は毎年のように畳からシロアリが見つかります。

床下に巣があるようですが束や根太を伝って畳まで上がってきます。

程度によりますが畳床の交換、床板工事、シロアリ駆除など余分な費用が発生します。

当店では畳の張替え工事の時にシロアリが見つかった場合、

提携の専門業者さんに診断する事をお勧めしています。

なぜならば、和室以外にもシロアリが発生している可能性があるからです。

複数の箇所からシロアリが確認されれば1階全体の駆除が必要ですし、

和室だけならば部分的な駆除にとどめる事も出来ます。

また、建てられた大工さんが高齢だったり廃業された場合は

大工さんの手配をすることも承っております。

Photo_4

シロアリは光が苦手なので畳の側面が食われることがほとんどです。

したがって、表面まで上がってこれないので発見は困難だと言えます。

最初の写真では表面まで来ていますが、タンスの下で光が届かなかったからです。

まれな話ですが、タンスの下と同じようにスイカを置いていたら

スイカの下だけシロアリに食われたことがありました。

彼らは湿気を好みますので、湿気が多いお宅やこの時期に畳替えされる方は

ご注意が必要かと思います。

2019年5月 1日 (水)

北金沢の迎賓館の畳替え

Photo_2先日、日機装株式会社金沢製作所内にある宗桂会館の畳の張替えをさせていただきました。

16畳ほどの大広間で二間半の床の間を備えた造りになっております。

入った瞬間、昨年に訪れた京都迎賓館の和室を思い出しました。畳数は京都より少ないのですが

この会館自体が高台にあるので眺望はこちらの方がよいかもしれません。

 

この度、開館から20年を超えて畳の日焼けが進んでしまったことから畳の張替えの依頼をうけました。

廊下部分を含めると19畳でテーブルの部分は堀コタツのように畳が無いので20畳ほどのスペースがあります。

畳表には熊本産でひのみどり系の「ひのさくら」を用いました。日機装の迎賓館にふさわしい上級品でござの目

がきめ細かさが特徴となっています。黒いへりとの相性も良好で特別なお部屋であることをさりげなく伝えてくれます。

 

さて、この宗桂会館とは石川県の伝統工芸である「加賀象嵌」の作品を展示する博物館となっています。

なぜ日機装が加賀象嵌の博物館を持っているのかというと、創業者である音桂二郎氏が加賀象嵌の大家である山川家の系譜を持つことから、加賀象嵌の普及と発展を願って造られた建物であります。

会館内には山川孝次の鎧、刀装具、花器といった作品を中心に展示されております。

 

 

2019年4月 1日 (月)

いぐさの残留農薬試験

Photo_1
当店で取り扱う「熊本天一表」の生産者からいぐさの残留農薬試験の結果がとどきました。
もちろん、結果は残留農薬”無し”でした。
この生産者は熊本県内でもいち早くいぐさの減農薬栽培に取り組み、
安全な畳表の生産を行っています。
 
農薬を使えば使うほど栽培は容易になります。
ところが彼らは農薬の使用を極力抑え、
難しいとされるいぐさの減農薬栽培に挑戦し続けております。
今後とも色味が良く品質の高い畳表が安全に提供できる様
生産者と力を合わせて努力していきたいと思います。

 

2019年3月 1日 (金)

ひな人形

Photo 
先日、ひな人形を飾るためにというご要望で畳の張替えをさせていただきました。
 女の子のお孫さんが生まれたという事でお嫁さん側のご両親が急遽ひな人形を贈りたいとの申し出に大慌てでした。先方のご両親にとっては初孫だったらしく、喜びがひな人形を通してつたわってきます。
 ただ、こちら側の親御さんにとっては急な話で、物置状態だった和室の不用品を処分して、3月3日のひな祭りに間に合うように畳替えしないといけない状況でした。
 残念ながらひな人形の到着には間に合わなかったのですが、ひな祭りまでには余裕を持って畳を完成させることができました。
 後日、襖の張替えも依頼がありましたが、ぎりぎりでも間に合わせたいと思います。
ここまで来たら意地ですかね?

2019年2月 2日 (土)

ひがし茶屋街

Photo  昨日は金沢のひがし茶屋街へ畳の張替えに行きました。
 最近では兼六園と並ぶ観光の名所となっているようで平日でもたくさんの観光客が散策を楽しんでいました。江戸時代のお座敷文化を伝える建物が現存するエリアで現在もお座敷遊びが体験できます。一方でお土産屋さんになっていたり一般の住宅もあり、普段の生活をしながら歴史的な佇まいを守っている地区でもあります。
 車の進入が時間帯によって制限されるという事で朝一番で引き取りに伺いました。さすがに畳も古く昭和27年の新聞紙が出て来ました。なので最低でも66年以上の間、ご使用していることになります。当店の創業が昭和28年ですので、この地区の歴史をかみしめて張替えさせていただきました。条件さえよければ再び張替えできそうなので、畳の耐久性に改めて驚かされました。

2019年1月 8日 (火)

新年初日

 あけましておめでとうございます。
Photo_2
 2019年の新年がスタートしました。
昨年もたくさんの現場や張替えをいただきありがとうございました。
今年も一日一歩の気持ちで精進してまいりますのでよろしくお願いいたします。
Photo_3
 年末に大掃除をしてワックスがけしましたので床がピカピカに輝いております。
そして完成した畳は全て納品してしまったので畳が一枚もないという珍しい光景が写っております。お正月は少し長めのお休みを取ることができましたので、体を少しづつ慣らしていきたいと思います。   

2018年12月 8日 (土)

キャスター受けが帰ってきました。

Photo  5年ぶりに古いキャスター受けが帰ってきました。
テレビ台などのキャスターで畳にへこみ後が残らないように作りました。
掃除機などいろいろなものが5年間の間にぶつかったのでしょうか?
少し痛々しい姿がそれを物語っているようです。
 5年間畳を守ってくれてありがとう。
028
 このように使います。
126
 ちなみに畳に直接にキャスターを置くとこのような跡が残ります。
最近は壁にテレビを設置することができるようになりましたので少しばかり活躍の場が減ってきたように感じます。

2018年11月16日 (金)

へり有畳もカラフルに

 正方形で作ることが多いヘリ無し畳ではカラーバリエーションが多くなってきましたが、ヘリ有畳でもカラーが選べるようになってきました。へり有畳では従来のイグサの畳表のイメージが強いですが畳をカラフルに敷くことで和室を少しカジュアルな感じにすることができます。
 



Photo
 こちらの畳はピンクがかった桜色の畳表で作りました。少しくすみを持たせた桜色なので思ったより落ち着いた雰囲気に仕上がりました。ダイケン工業”健やかシリーズ”の「銀白100A灰桜色」を使用しました。
Photo_2
 こちらも写真ではピンクっぽい色合いですが「銀白100A白茶」で作りました。ピンクっぽいのはへりがピンクだからかもしれません。畳表自体は薄いベージュで白っぽい色合いをしております。
 最後は「銀白100A銀白色」です。写真だけ見るとだいぶイグサっぽいですね。でも、隣り合わせで比べると質感や色合いが違いますし香りが無いので一目瞭然に分かります。イグサの香りが苦手な方にはいいかもしれません。また、ダニやカビの発生が少なく日焼けによる褪色がほとんど無いのが特徴です。 

2018年10月 8日 (月)

図書館のいす

 先日、子供を連れて金沢海みらい図書館へ行ってきました。
近頃、図鑑を見るのが好きなようで動物でも植物でもよく図鑑で調べたりしています。
 この日は図鑑が第一目的ではなくて展示中のいすがお目当てでした。
いすの素材に畳表を使ったものがあったので図鑑をえさに子供を引き連れてでかけたのでした。
 実はこのいすを製作したのは金沢美術工芸大学の学生さんで製作段階から当店に相談に来ていたという経緯があります。あいにく当店は繁忙期を迎えていて製作自体では貢献できませんでしたが、素材の提供という形で関わらせていただきました。
 Photo
 こちらが完成された作品で展示作品中でもひと際大きな座面を持っています。
開発コンセプトは図書館に居ながら自宅のようなリラックスした姿勢で読書をするということを目的に作られております。図書館ではいすの形状が統一されていたりそもそも人目がきになりますので固定された姿勢を長時間に渡って強いられます。ところが自宅では畳があったりソファがあったりで寝そべったりあぐらをかいたりと自由な姿勢をとることができます。これを可能にしたのが畳表を使った広い座面を持ついすなのです。
 畳表にはダイケン工業の和紙表である清流の青磁色が使われております。白い背もたれとのマッチングも良好で一般的な畳よりも弾力がある座面も腰かけてよしあぐらをかいても良しといった感触でした。

«畳表のQRコード

2019年7月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

最近のトラックバック