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2006年1月 9日 (月)

畳の換気・乾燥

内部がワラの畳は湿度に合せて湿気を吸放出する性質があり、多湿状態では空気中の水分を吸収し、低湿状態では水分を放散しています。昔の職人さんに聞くと「畳は呼吸している。」と表現しています。この状態が概ね交互にやってくれば畳の調湿機能によって畳にとってもお部屋にとっても良い状態を保ってくれます。ところが日本海側の地方では湿気を含んだ雪が降り、気温は低いものの湿度の高い状態が続いてしまいます。その上ストーブなど灯油を燃焼させる暖房器具を使用することによってお部屋の湿度はさらに高くなってしまいます。このままでは畳の水分を吸収する能力を超えてしまい、結露が発生し畳がくさってしまう事があります。多くの日本海側の地域では積雪があり畳を天日干ししたくてもできない状態になっています。では、このような状況でもできる畳と床下の換気方法をご紹介します。

Photo_4 まず畳を持ち上げます。畳をまくるにはアイスピックを畳の角に近いところに刺して引っ張ると簡単に畳がもちあがります。そして写真のように畳を持ち上げ空き缶をはさみます。こうすると畳の裏側と床板にも空気が通ります。この状態でお部屋を締め切り除湿機をかけます。なければエアコンのドライ運転でも代用できます。概ね半日で床板の湿り気を取り除くことができます。スペースに余裕がなければ一枚づつでも効果があります。この方法はマンションやアパートなど元々畳を干す場所がないお宅でも応用ができます。まずは畳をまくって床板の湿り具合を調べてください。床板が湿気で濡れていたら是非この方法をお試しください。

昨日はかなりの積雪の中、消防の出初め式に参加しました。寒さで固まっていましたが、おかげで正月気分もすっかり抜けた感じがします。

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コメント

あけましておめでとうございます。
ついでに、ブログ開設おめでとうございます。畳職人の畳一さんですか。いいネーミングですね。これからも畳のプロとしての情報提供に期待していますね。

今回の畳の喚起方法。なるほどです。早速我が家でも試してみます。
築11年半の中で始めて畳の床を上げるんだけど効果あるかなぁ(^^;

コメントありがとうございます。畳をまくるとけっこういいことありますよ。記事のように床板と畳の延命のほかシロアリの早期発見という例もありました。

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