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2006年2月28日 (火)

「美草」の畳は日焼け知らず

Photo 今日の畳はなんて”ツヤ”があるのでしょう!

実はよく見るとイグサの畳表ではありません。こちらは「美草(みぐさ)」という工業製品の畳表です。

素材は天然素材とプラスチックの複合材で、日焼けや水気に強い畳表です。そのため食べこぼしや飲みこぼしの多い店舗や旅館での施工例が多い模様です。

遠目にはほぼ天然のい草に近い色合いですが、光沢があります。ただし天然い草のようないい香りはしません。この光沢のある質感は好き嫌いの分かれるところですかね。工業製品のため品質が安定しており、天然い草のように収穫年による出来不出来や価格の変動がありません。また、ダニやカビの発生がないのでアレルギーやアトピーでお困りの方はどうぞご相談くださいませ。

見た目はツヤツヤですが足を滑らせるようなことはありませんよ

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2006年2月27日 (月)

中京間

Photo_55 今日は福井県福井市の現場に表替えの為、畳を引き上げに行ってきました。築40年を超える古い木造の家屋で貸家として使用するための改装工事となります。現場について畳を見ると少し大きめのサイズで敷きこまれていました。持ち帰ってベテラン職人に聞いてみると、福井では「中京間」のモジュールで家を建てる大工さんがけっこういるらしいのだ。

そこでさっそく中京間について調べてみた。以前に京間と関東間についてお話したことがありますが、大きさはその中間になります。写真右側が中京間の畳で左は江戸間の畳です。一枚の大きさは91㎝×182㎝が標準の寸法となります。文献によると主要分布先は愛知、岐阜、三重とのことですが、福井の一部も付け加えておきます。

借主さんにとっては少し広めのお徳サイズです。

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2006年2月26日 (日)

畳の話

Photo_53 畳の歴史は古く平安時代にさかのぼります。その語源である「たたむ」という言葉は「古事記」に記されています。「枕草子」では清涼殿内の描写の中に畳が描かれており、畳がその時代にすでに上流社会で使用されていたことが確認されています。

歴史が古い分不明な点が数多く残されていますが、この”物語ものの建築史『畳のはなし』”では畳の歴史を中心に事細かに記されています。著者である佐藤理氏は桂離宮の修復に携わるのを契機に畳の歴史、製法、材料についての資料を集め一冊の本にまとめました。

”物語ものの建築史『畳のはなし』”

山田幸一 監修   佐藤理 著

鹿島出版会

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2006年2月25日 (土)

交流会

Photo_52 昨日の晩は富山県の南砺市にて「福光町商工会青年部」の皆さんと交流会を持ちました。交流会に先立ち、富山県高岡市を中心にラーメン店を営む谷川 洋司さんの講演を聴きました。

話の内容は半分が起業から経営が軌道にのるまでの紆余曲折な出来事について。あとの半分はこれからの「夢」について熱く訴えかけるものでした。話によると全世界にラーメン店を展開するのが夢だそうです。しかも具体的な日付が入った目標も語っておられました。畳一はあまりの大きな目標にポカンと口を開けてきいていました。ただ、「人・物・自然、全てにありがとうの感謝の気持ちを届けたい。」という企業理念には共感するものがありました。年齢も38歳と自分たちと近く親しみを持って話を聞くことができました。

昨日は谷川さんからたくさんの元気をもらいました。

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2006年2月24日 (金)

正直者は・・・

「正直者がバカをみる。」

先日とある工務店の新年会でとなりに座っていた左官職人が元請の社長に向ってこう切り出した。

「俺はこれまで仕事だけは真面目にしてきた。なんでこんな世の中になったのか?」

要はいい仕事さえしていればお客のほうがついてきたということらしい。確かにうちの親方の時代では「いい家を作るにはいい職人さんに来てもらいたい。」というニーズがあった。

ところが時が経つにつれ状況が一変した。職人がこだわるやりたい仕事、つくりたい家はお客様が建てて欲しいと思う家ではなくなった。この手の職人が作りたいものは手が込んでいて普通の人にとっては過剰装備である。とにかくこだわるので工期もコストもかさんでしまう。要するに職人の自己満足を追及した高額な建物が出来上がってしまうのである。価値のわからないものに誰がお金を払って手に入れたいと思うだろうか?

今さらこの左官職人は意識改革できないだろうなぁと思って黙って聞いていました。しかしながら自分の父親と同年代の彼をすごく悲しくも感じた出来事でした。

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2006年2月23日 (木)

拝敷

Photo_51太いへりで囲まれた正方形のござを見たことがあるだろか?

ご法事の時にお坊さんがこれを敷いて座っているのを見かけたことがあるのではないでしょうか?なんとなく思い出してきましたよね。でもこれが何というものなのかどこで売られているものなのかご存知でしょうか?これは「拝敷(はいしき)」といってお仏壇の前に座るときに敷くものです。

今日は午後の予定がぽっかり空いてしまったので、拝敷の製作に取り掛かることにしました。詳しい作り方は省きますが、全て手作業で作りますので畳一だと一枚作るのに半日ほどかかってしまいます。近くの仏壇屋さんから毎年10枚ほど注文が入るので、ヒマを見つけては作り置きしておきます。もちろん直接注文されても販売しております。浄土真宗では写真のように白い紋のへりを用いるとの事ですが、金や銀の「七宝(しっぽう)」という柄のヘリを使う事もあります。今は在庫がありませんので作り次第UPしたいと思っています。乞うご期待!

時々お仏壇に手を合わせるのもいいですよ

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2006年2月22日 (水)

消臭シート

Photo_49 お部屋の匂い気になりませんか?

毎日過ごしている我が家では「匂い」というものが日常化して、気がつかなくなってしまいます。

昨日登場させてもらったうさぎのプースケ君はトイレのしつけが出来ており室内で放し飼いにされています。ところが、外から比べるとわずかに臭気が感じられます。家族以外の人間にはそれ以上に臭いを感じてしまうと想像されます。

こんな時見えないところで活躍してくれるのが畳下の「消臭シート」です。写真のように畳床と畳表の間に挟みこまれたグレーのシートがそれです。写真ではわざと見えるように撮影しましたが、実際は畳表の下になり見ることができません。このシートはかなり強力に臭気を吸着し、ペットの臭いの他、タバコの臭い、焼肉の臭いなどを吸い取ってくれます。

ただし、新畳のとき使用するといぐさの香も吸い取ってしまいます。

誰かいぐさの香だけ吸い取らない消臭シートを共同開発しませんかね

改善あるのみです!!

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2006年2月21日 (火)

うさぎの大好物

Photo_48 今日の北陸地方は春の陽気で我が家の「プースケ」も玄関先で日向ぼっこしていました。

その「プースケ」とはうちで飼っているうさぎの名前です。

うちのプースケの主食はもっぱらラビットフードなのですが、畳の”いぐさ”を与えるとよろこんで食べてしまいます。

きっかけはずいぶん前になりますが、OL風の二人組みが畳一の工場に訪れ

「切れ端でいいのでいぐさを分けてもらえませんか?」

と尋ねてきた事だった。

訳を訊くと何とかライオン(詳しい方は分かると思うのだが・・・)とかいう品種のうさぎを飼っており、その子に食べさせるいぐさを求めて畳店を探していたとの事だった。それからプースケ君でも食べるものかと試してみると、なんともおいしそうに食べてしまいました。畳一もプースケに倣って少しかじってみましたが、全くおいしいとは思えませんでした。

これからペット業界に進出しようと少し思った出来事でした。

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2006年2月20日 (月)

初打ち

Photo_47 北陸では昨日のようないい天気はめずらしいのでこの日がチャンスとばかりにゴルフの練習場に行ってきました。前日の新年会で軽い二日酔い状態だったのですが、ちょうどいい具合に力みが取れてだんだん調子がよくなってきました。最後のほうは汗びっしょりになって、気がついたら200球近く打っていました。

スコアで100を切る事が今年の目標になっているので来週もがんばっていきます。ブログ同様、応援よろしくお願いします。

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2006年2月19日 (日)

海の丘倶楽部

Photo_45 昨日の晩は建築会社の新年会に行っていました。

この日訪れたのは能登半島の中ほどにある「海の丘倶楽部」という民宿です。このお宿の”売り”は朝取れの新鮮なお魚をお腹いっぱいになるまで食べられることです。冬場は寒ブリや甘えびがおいしく昨日の食事にもたくさん出てきました。

この建築会社は付き合いが古くいつもは親方が出席していましたが、別の新年会と重なったため畳一が代理で参加しました。出席者を見ると、畳一が最年少で建築関連の職人の高齢化がしみじみと実感されます。ただし、この会社の職人さん達は年齢の割に元気があって、すごく盛り上がった宴会になりました。とりわけナンパ師で大工の「山ちゃん」や頭だけ50代のサッシ屋「康ちゃん」がはじけていました。

「海の丘倶楽部」さん情報

〒925-0564 石川県羽咋郡富来町酒見2-29-3

TEL 0767-42-8188 FAX 0767-42-8180

Photo_46 次の日の朝はすごく天気がよく、最高のドライブ日和になりました。帰りの道のりは能登金剛の海岸線沿いを気持ちよく走ることができました。写真下は能登金剛の中ほどにある「巌門」という能登半島を代表する景勝地です。

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2006年2月18日 (土)

Joeのある風景”フラワーショップ編part2”

Photo_42 Chonan’sさんお待たせしました。<Joe>のディスプレイが完成しました。

こちらは先日、「和」をコンセプトとしたお店作りをしたいと申し出たお花屋さんの飾りつけに使った小畳です。この小畳は東京のChonan’sさんから送っていただいた<Joe>という商品です。

畳一がこれまで見た中では小畳として最もクオリティーが高いものです。へりの柄や太さなどこれまでの畳の常識を超えて絶妙なバランスを保っています。もちろん仕上りの丁寧さは抜群です。(畳一が保証します。)おかげで雑多だった店内の一角に素敵な空間が出来上がりました。

Photo_43

Chonan’sさん情報はこちらから

Chonan’sさんのブログ

いろんな柄が見れますよ

作り方は企業秘密なのでしょうか?

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2006年2月17日 (金)

埋め立て処分場

Photo_40 畳一の住んでいる自治体には埋め立て処分場がある。毎日たくさんのトラックがやって来て大きなゴミを捨てて行く。まわりを見渡すと解体さたれた建築廃材や植木屋が切った枝のかたまりが目立つ。古畳や古ゴザもちらほら目につく。

畳一も時々この埋め立て処分場に古畳を運んでいます。昔の職人に聞くと

「昔はよく近くの畑に積んでおくように頼まれたものだ。そのまま堆肥になってしまうので畑の人に喜ばれたものだよ。」

「今じゃ誰も古畳を欲しがらないなぁ。」

最近は畳床を縫う糸がナイロンになったため堆肥になりにくいそうだ。

「そういえば畳のゴミなんかも河原の土手で燃やしたものだ。」

消防法の改正で今、野焼きをするとすぐに消防車がとんで来る。畳を取り巻く環境はかなり変化したと思う。畳だけ特別扱いする法律がないのであたり前なのだが・・・。ちなみに市の見立てではこの処分場はあと3~4年でいっぱいになってしまうとの事だ。

嗚呼、古畳の行方よ何処へ?

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2006年2月16日 (木)

ついでに・・・

先日、スチームからの水が漏れたことから出来た畳の染みに関する問い合わせがあった。状況を細かく説明するとスチームの欠陥が原因で水が漏れ出したとの事でメーカー側もこの事実を認めて畳替えにかかる費用を負担すると申し出た。

後日あらためてアポを取り、畳替えに伺った。幸い被害に遭った畳は一枚で済んだのでその畳を引き上げて、近日中に敷き込みに伺う約束を取り付けた。

ここまではよかったのだが、工場に着くと同行した先輩職人の口から耳を疑う言葉が・・・・。

「一枚だけやろ、ついでの時に行ってこいよ。近くに現場あるやろ。」

<えっー!!それはこちらの都合だろ。ついでの現場があるのか、ないのかはお客様には関係ないだろー>(心の中で)

「いや、明日に俺が持っていきますよ。」

案の定、お客様は待っておられた。メーカー側の費用負担には当店の領収書が必要だったからだ。もちろん畳が欠けているとお部屋の使用にも支障があるものです。

改めてスピードが重要なサービスであると思った出来事でした。

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2006年2月15日 (水)

インシュレーションボード

100 昨日はF☆☆☆☆のインシュレーションボードについて投稿しました。今日はついでにインシュレーションボード自体の特徴について解説いたします。<安易な考え(-_-;)>

インシュレーションボード(insulation board)とは軟質繊維板とも呼ばれファイバーボードの一種。松・杉等の針葉樹の木材チップなどを高温高圧で蒸してほぐした繊維をすき出して乾燥して固めた多孔質板で、比重は0.4未満と密度は低い。断熱性・吸音性・耐久性にすぐれ、断熱材や内装下地材、畳床、家具やキャビネットの心材などに使われる。

このようにいろいろな用途で使われるインシュレーションボードであるが、畳床として使った場合どのような利点・欠点があるだろうか?

<長所>

・ダニの発生を抑制する

・シックハウスに対する安全性が確認されている。

Photo_39・様々な厚さに対応できる。(写真下のように重ねるボードの数によって厚さを調節している。)

・角をきれいにカットできるのでヘリ無し畳に適している。

<短所>

・ワラ床に対して耐久性が劣る

・足あたり(すわり心地)が硬く感じる。

※写真下の撮影で名刺を使ったのは畳の高さと比較するため。ご存知だろうか?畳の高さと名刺の高さはともに55㎜で一致することを。

ちなみにこちらの名刺は1月22日の投稿で「勝栗」を紹介してくれた「大和リゾート株式会社」の中島君のものである。

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2006年2月14日 (火)

F☆☆☆☆

今日の畳一は新年会で石川県の片山津温泉に来ております。なぜ投稿が間に合ったのかというと昨日のうちに投稿してタイマー設定しておいたからです。そういうわけで本日コメントが寄せられても返答は後日になるのであらかじめご了承いただきたい。

昨日から話題にしているホルムアルデヒドの発散に関して独自で検査を実施している畳建材メーカーについてであるが、本題に入る前にホルムアルデヒドについて補足しておきたい。

ホルムアルデヒドは刺激臭のある無色の気体で、水に溶けやすい性質を持っています。その水溶液は「ホルマリン」と呼ばれ消毒剤や防腐剤として使用されています。主に接着剤、塗料、食器、繊維の加工の原料として広く利用されています。また、空気中の濃度が0.8ppmになると臭気を感じ、2.0~3.0ppmで目・鼻・のどに軽い刺激を感じる。さらに15.0ppmでは咳が出るなどの症状が報告されています。実際にそこまで高濃度なホルムアルデヒドを体感したことはないのですが、10年くらい前の新築住宅にはいると目がチカチカした経験があります。

このように危険性が指摘されているホルムアルデヒドの発散量についてインシュレーションボードメーカーである大建工業は自ら検査機関に検査を依頼しました。結果は0.08mg/LでJIS規格の『F☆☆☆☆(エフフォースター)』という最も安全な等級であることが判明しました。ホルムアルデヒドの発散量区分によるとF☆☆☆☆は発散量において平均値で0.3mg/L以下、最大値で0.4mg/L以下であることが求められます。その下のF☆☆☆は平均値が0.5mg/L以下かつ最大値が0.7mg/L以下で使用できる面積が制限されます。F☆☆ではさらに面積が縮小されます。こうして大建工業社製のインシュレーションボードはホルムアルデヒドの発散が極めて少ない安全な畳床として広く使用されています。

温泉気分じゃこんな記事にならないもんね・・・・・(-_-;)

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2006年2月13日 (月)

ホルムアルデヒド

ホルムアルデヒドはVOC(揮発性有機化合物)の一種でシックハウスの原因であることから建築基準法でその使用が制限されています。2003年7月1日着工分より施行されており一般の建材については対策が常識化しています。

その対策をまとめると

①厚生労働省の指針値(0.08ppm)以下とすべく換気設備の義務化

②内装仕上げの制限

③天井裏等の制限

畳は内装仕上げ材のカテゴリーに属しますので、畳店や畳建材メーカーではどのような取り組みが行われているのでしょうか?

結論から言いますと、「畳」は告示対象外の建材として規制から除外されています。したがって面積の制限を受けることなく使用が認められています。畳は畳表(イグサ)、ヘリ、畳床から構成されており、いずれも告示に定められていない材料となっています。このように安全性が認められた建材でありながら、自ら検査機関にサンプルを持ち込みホルムアルデヒドの発散試験を行っているメーカーもあります。明日の投稿にてご紹介するつもりです。

お部屋の安全・安心は足元から!

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2006年2月12日 (日)

目標

今日はゴルフの練習場に行くつもりでしたが、外はあいにくの雪で断念しました。今年こそはスコアで100を切りたいと目標を立て、初練習をするつもりで予定を空けていたので残念でなりません。目標といえばある有名なコンサルタントの先生が「紙に書くと実現しやすくなる。」とおっしゃっていました。畳一はそれ以来、目標に限らずアイデアでも何でも思いついた事はすぐに書き留める習慣にしています。差し障りのないところでいくつか紹介いたします。○が実現出来た事で、×はまだ未達成な事柄です。

ブログを始めること・・・・・・・・・・・・○

減農薬畳表の販売・・・・・・・・・・・・○

一級技能士・・・・・・・・・・・・・・・・・・×

インテリアコーディネター資格・・・・×

ゴルフで100を切ること・・・・・・・・×

結婚・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・×

結婚の×はバツイチという意味ではなく未婚ということでご理解ください。

今年は有言実行で行きます。(大丈夫かな^_^;)

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2006年2月11日 (土)

焦げ跡

Photo_38 火の付いたタバコを畳の上に落とすと写真のような焦げ跡がつきます。こちらの現場は先日やっとの思いで張替え工事を終了させた独身寮の個室です。独身寮の個室なのでおそらく寝タバコによる焼け焦げだと思われます。

焼焦げによって穴のあいた畳は「裏返し」工事が出来なくなってしまいます。また、タバコの焦げ跡は畳に穴をあけるだけでなく火災の原因にもなります。

『独身寮』に関しては2月6日の投稿を、『裏返し』に関しては2月3日の投稿を参照してください。

これからお休みの方はどうぞ寝タバコにご注意ください!

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2006年2月10日 (金)

チルチンびと

Photo_37 「チルチンびと」をご存知でしょうか?

奇妙な名前ですが、季刊発売の住宅雑誌です。ときどき「和」の特集を載せてあるのでその時は必ず購入しています。現在発売されている2006年冬号も「和」の記事を特集しております。

この雑誌のコンセプトは昔ながらの天然素材を使用した住宅に現代風のデザインを施した施工例を紹介するものです。例えば左官材では「漆喰」や「珪藻土」を使い、「引きずり仕上げ」や「くし引き仕上げ」など職人の技術論まで詳しく解説しています。ちなみに畳表では減農薬無着色表をしっかり紹介してありました。

もうひとつ特徴的なのは『チルチンびと「地域主義工務店」の会』に属する建築家や工務店が雑誌のコンセプトに基づいた家づくりを実際にその地域で展開していることです。雑誌のコンセプトに基づきながら地元産の木材や建材を厳選して使用するという特徴もあります。畳一の「能登産ワラ床」や「減農薬畳表」も『チルチンびと「地域主義工務店」の会』で活躍しております。なお、現在は全国で34社の工務店が加盟しているとの事です。

チルチンびとのホームページはこちらから

「能登産ワラ床」は1月17日、「減農薬畳表」は昨日(2月9日)の投稿をご覧下さい

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2006年2月 9日 (木)

減農薬畳表

Photo_36 近頃、自然素材を使った住宅が北陸でも見かけるようになりました。アレルギーやアトピーで苦しむ患者さんだけでなく天然志向で昔ながらの家づくりを求める人たちに人気があるようです。

このような住宅では畳も当然に厳選されたものが使用されています。このとき使った畳表が「減農薬畳表」です。読んで字のごとく減農薬栽培されたイグサで織られた畳表で、その基準は通常使用される農薬の50%以下で栽培されたものとされます。

そして、最近は着色畳表が出回っていますが、自然志向の家では着色畳表は自然という定義から外れる模様です。着色畳表とはイグサの色をよく見せかけるために緑色の顔料を付着させたものです。その畳をティッシュペーパーでこすると緑色の粉が付きますので簡単に見分けることができます。一方、無着色で織られた畳表は天然の泥だけで乾燥処理され、ティッシュが緑色になることはありません。もちろん「減農薬畳表」は無着色で織られており、自然の恵みだけで作られた健康志向の畳表です。

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2006年2月 8日 (水)

麻の裏面材

Photo_35 以前の投稿で畳床の裏面材について取り上げたことがあります。現在最も普及している裏面材はこの時紹介したポリプロピレンをラミネート加工した紙のものです。このラミネートの裏面材は安価で床下の湿気から畳を守ってくれる優れものなのですが、天然素材や自然素材だけで家づくりをしている工務店さんはあまり好ましく思ってくれません。

これに替わる天然素材の裏面材として麻布を使用した畳床がこちらの写真です。畳の裏側はこのようになっています。茶色の部分が麻布で、端の黄金色の部分はワラです。このワラは「返しワラ」といって畳の高さを調節する目的で入れられます。麻布は天然の防虫効果があり、床下からの害虫の侵入を防いでくれます。また、麻布は網の目状になっており、空気を通過するようになっています。そのため畳は上下どちらからも呼吸ができるようになります。(ここでいう呼吸とは調湿機能のこと)これと同じような働きをする裏面材として腐食布に柿渋をぬったものがあるそうです。こちらはまだ試したことがないのでいつか試作品を作ってみたいと思っています。

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2006年2月 7日 (火)

床柱

Photo_34 今日はとある住宅会社の工程会議に参加していました。

今月の工程の進ちょく状況を各工事担当者から報告があり、全ての現場について発表が終わったところで工事課長がおもむろに立ち上がり、先月の失敗事例について切り出した。

「お客様が泣いている。」

先月の解体工事でお客様が大切に思っていた座敷の<床柱>をあろうことか施工業者が焼却処分してしまう事件があった。聞けば、お客様のお父上がお建てになった家屋でその思い出の象徴とでも言うべき床柱を無断で廃棄したとの事だった。業者の言い分はきたなくて通常では使い道がないだろうとの判断であった。(写真は想像図)

「お金に代えることのできない価値のもの。取り扱いに迷ったら、指示を仰いでほしい。」

ちょっと違うが畳工事にも表替えや裏返しなどいくつか種類がある。職人はとかく見た目だけで工事の種類を決め付けている気がする。まずはお客様の声を聞かなければと思った出来事でした。

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2006年2月 6日 (月)

独身寮

Photo_33 先週からこちらの独身寮の張替え工事に入っています。全26部屋+大広間を表替えする工事です。2階と3階が個室になっており、1階に大広間があるというかなり大掛かりな工事になります。先週の水曜に全ての畳を搬出しました。先輩職人と畳一に親方も加わり午前中に何とか運び出すことができました。

階段をひたすら上がったり下ったりで終わるころには皆ぐったりしていました。畳一以外は年齢が40代、50代、60代の人間ばかりなので体が心配です。これ位の年齢の職人はたいてい腰痛やひざの痛みを持っているのでなんとか無事終わって安心しました。

ところで畳一は始業前にストレッチを10分ばかりするのを日課にしています。おかげでそれ以来、腰痛知らずとなりました。ところがベテラン職人はめんどくさいのか持病の腰痛が直るわけがないとでも思っているのかなかなかストレッチにつきあってくれません。特に今回のような階段の昇降が多い現場では普段より体にかかる負担も多いはず。職人の高齢化自体も問題ですけど、なんとか意識改革してほしいものです。

なお、今日はこちらの現場の畳を工場で順調に製作しておりました。そうしたところ寮の担当者から納期を1日短縮してほしいとの連絡がありました。

もっと早く言ってくれよー(今年最大のピンチです。)

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2006年2月 5日 (日)

点検日

Photo_31 今日の午前中は消防分団の点検日でした。一昨日から降り積もった雪が消火栓のふたをふさいでしまったので本日の業務は消火栓の雪かきとなりました。

とりあえず分団小屋の前を除雪しました。そして三班に分かれてそれぞれの町内を巡回します。畳一の班は写真右側のポンプ車に乗り込んで約20箇所の消火栓を見回りました。積雪は15㎝くらいだったのですが、気温が低く踏み固められた雪を除けるのに苦労しました。真っ白な道路から黄色く塗られた消火栓のふたを探す作業を2時間ばかり続けました。ちょっとした宝捜しの要領ですね。消火栓を示すポールがずれていてあまりあてにならないところがありました。

Photo_32

お昼近くになってようやく全ての消火栓を探し当てました。最後のほうは疲れ果ててぐったりしてました。明日は筋肉痛かも・・・・。

積雪地帯のみなさん『消火栓の除雪にご協力をm(._.)m』

『よろしければこちらもご協力を』人気blogランキングへ

2006年2月 4日 (土)

Joeのある風景 ”フラワーショップ編”

Photo_30畳一にはお花屋さんの友達がいます。

最近お店の雰囲気を変えたいということで「和」の空間を提案してみました。

今回の計画では店の一角をイグサを使った小物や花瓶で 飾り付ける予定です。メインの飾りつけには先日ブログで見つけた「長南畳店」さんの<Joe>という小畳を花台にして活躍してもらうつもりです。昨日の午前中に届いたばかりなので店のカウンターにて即席で撮影しました。飾りつけが出来上がりましたらご紹介したいと思います。

長南畳店さんはこちらから

今週は新年会が続いています。これから全部出席すると5回ほど予定があります。睡眠不足も続きそうです。

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2006年2月 3日 (金)

裏返し

畳の張替えには「裏返し」と「表替え」があります。

ところが表替えと裏返しを混同しているお客様が時々いらっしゃいます。両者を勘違いしたままですと畳屋さんと話がかみ合わないだけでなく工事内容も異なってしまいます。畳表は年数が経つと茶色っぽく変色してきますが、畳表の裏側は日光が当たらないためきれいなまま残っています。そこで畳表をいったんはがしてきれいな面を上にして再び縫い付けるのが裏返しです。新品のように青畳まではいきませんが黄白色の畳に早変りいたします。一方、表替えはいったんはがした畳表を捨て新品の畳表を縫い付ける工事のことです。表替えは床が頑丈なうちはいつでも何回でもできますが、裏返しは1枚の畳表で1回限り施工することができます。畳表は1回限りのリバーシブルなのです。ちなみに裏返しの適齢期は3年から5年使用した時です。染みができたり焼け焦げができた場合は裏返しができなくなりますのでご注意ください。

130 こちらは「裏返し」工事の施工途中の写真です。へりを取り除いて、畳表をひっくり返したところです。こんなに日焼けして毛羽立った畳表でも裏側はこんなにきれいなのです。ただし年数が経過してしまうと裏側まで日焼けが進んでしまいます。もし、裏返しが出来るか否かの判断で迷われた場合はお近くの畳屋さんに相談するとよいでしょう。

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2006年2月 2日 (木)

重ね敷き

ここで言う「重ね敷き」とは畳の上に上敷やカーペットを敷いている状態のことです。

畳替えした当日、日に焼けるからとか汚れるからの理由で敷き込みが終わるか終わらないかのタイミングでカーペットを敷きだす奥様が時々いらっしゃいます。

Photo_29 畳は素材が植物なので呼吸をしています。ところが、上敷やカーペットの重ね敷きをすると畳本来の吸湿性や二酸化炭素を吸収する性質が失われてしまいます。さらに新しい畳や表替えしたばかりの青い畳は水分を含んいるため、カビやダニが発生しやすい状態になっています。見えないカーペットの下は害虫の天国になっているかも・・・です。

「もったいない。」

さて、畳本来の機能を殺してしまうことか?それとも、日焼けを放置することがもったいないのか?

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2006年2月 1日 (水)

銀白

1月も終わったということで年賀状の整理をしていました。月日が経つのは早いものでもう2月です。畳一のブログも始まってそろそろ1ヶ月になります。(感慨)

それはそうと1枚の年賀状が目につきました。昨年4月にお世話になった石川県輪島市にある「民宿 曽々木荘」さんからのはがきです。能登空港から車で30分ばかり走った能登半島の海岸線沿いにある民宿で1階に食堂が併設されお昼時は観光客や近くの現場からやってきた作業員でにぎわっています。長期の滞在も可能でシーズンオフの4月にもかかわらず宿泊客が何人もいました。こんな「民宿 曽々木荘」さんの畳を昨年すべて畳一が入替えさせていただきました。119 こちらの写真は曽々木荘さんの40畳の大広間です。このとき、ダニアレルギーやアトピーなど肌の弱いお客さまのためになにかいい素材がないかと相談を受けていました。そして提案させていただいたのがこちらの「銀白(ぎんぱく)」という畳表です。銀白は天然和紙を<こより状>にしたものを畳表として織り上げ、フッ素コーティングを施して仕上げてあります。

特徴

1.ダニやカビの発生がない。

2.日焼けによる変色が少なく、薄いみどり色が長く続きます。

3.いぐさの香はしません。

4.撥水効果が高く掃除やお手入れが簡単。

民宿 曽々木荘さん情報はこちら

〒928-0206石川県輪島市町野町曽々木シ部57番地

TEL 0768-32-0211  FAX 0768-32-1211

ホームページはこちらから

すぐ近くに下時国家がありドライブコースに最適です。

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