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2006年3月 9日 (木)

「泥染め」は畳表のお化粧

01 写真から畳の表面に白い粉が付着している事が見てとれるだろうか?新畳や表替えしたばかりの畳には粒子の極めて細かな泥が付いています。この泥が白い粉となって畳の表面に見えているのです。

このまま使用しますと衣服に白い粉がついてしまいます。こんな消費者にとって無用の粉がなぜついているのでしょうか?

畳関連の資料によると

刈り取ったい草を均等に早く乾燥させるために用いる加工。

い草の葉緑素を閉じ込める働きがある。

簡単に説明するとい草の色素を保護する目的とされていますが、畳表の色を少しでもきれいに見せたい生産者側の事情もあるようです。人に例えるとファンデーションみたいなお化粧という所でしょうか?

ただし、ご使用時には必要ありませんので乾いたタオルで拭きとってください。どうしても取れないときはかたくしぼった雑巾で目に沿ってムラなくふき取ってください。雑巾をしぼる握力に自信のない方は雑巾を脱水機にかけてふきとってください。

ここで畳表の素顔が見えてしまいます。この後、畳表はずっと”すっぴん”のまま過ごしていくのです。

また、最近では泥落とし加工した畳表が開発され多くのハウスメーカーで採用されています。一説によるとブラシで泥落としされた畳表の表面はザラザラとしたキズだらけの状態になってしまうとか。

”すっぴん”の素顔の上に傷だらけとは・・・・

・・・・・かわいそうに。

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コメント

問屋の「なんとか加工」っていうのは逆に
表がすぐにボロくなる気がするのは、
もしかすると、染土落しのブラシの影響も
ありそうですよね…

わらしべ様
いろんな問屋からいろんな名称で加工表が出回っていますが、どれも似たり寄ったりでしょうね。泥が付いたままでは加工できないのでどうしてもブラッシングしているのでしょうね。

泥染めはなくても良いよ。
い草自体しっかりしていれば大丈夫
有機肥料を十分に使い、肥料も少なめにすると良いよ。
また乾燥による劣化も低温乾燥により大丈夫
染土での乾燥は14時間ぐらいですが、無染土だと20時間から22時間、温度56度~58度で乾燥すると良いよ。
ウグイス色と抹茶の香もいいですよ。

すっぴん様
はじめまして、ですよね。
コメントありがとうございます。
畳店ではなくいぐさ生産者の方なんですね。これからもアドバイスお願いします。とりあえずそちらのバックナンバーから勉強させていただきます。

泥染めしない畳表ってあったんですね。
畳表を織るときイ切れしたりするから泥染めする必要があるのかなと今まで思っていました。
驚きです。

Kenさま
畳一も最近知りました。これもブログを始めたおかげです。それから、船瀬俊介著「よみがえれ!イグサ」でもその製法が紹介されています。生産者のみなさんの熱い思いが伝わってきます。畳一の愛読書になりました。

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