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2006年4月30日 (日)

技能検定練習用畳の受注がありました

今月に入って”畳製作一級技能士”の技能検定仕様の畳を作るために練習台となっていただけるモニターを募集していました。

あまり多くの受注は無理があるので友人、知人に絞って口コミで募集をかけていました。

そうしていたところ先週になって2組のお宅からそれぞれ1部屋づつ畳替えの依頼を受けました。注文してくださったMさま、Wさま本当に感謝しています。ありがとうございました。

たまたまお二方とも10畳のお部屋だったので合計20畳をこれから練習することができます。そして昨日はまずMさまのお宅から採寸に伺いました。小さなお子様が4人もいるということでさすがに畳の状態も凄かったです。すり切れて床が見えていました。採寸作業中も元気な男の子3人が興味津々で畳一のまわりを離れようとしませんでした。お子様のいるお宅ではいつもの光景ですが、作業にてこずってしまいました。そういうわけでMさま宅は畳職人として畳替えしがいのある工事になりました。敷き込み当日が楽しみで待ち遠しいですね。

来月からは日常業務をこなしながらの製作になりますので一日一畳を目標に頑張りたいと思います。

尚、モニター募集に関してはこれにて打ち切りとさせていただきます。

あしからずm(__)m

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2006年4月29日 (土)

”キャスター受け”として作った小畳が思わぬ方向に

028 昨晩はGrow Up Total Supportの代表である飯山治郎さんが主催する勉強会に参加していました。

当ブログもこの勉強会が契機となりここまでたどり着くことができました。感謝です。

昨日は畳一が写真の”キャスター受け”を話題にしたことから思わぬ展開に発展しました。勉強会では実物の”キャスター受け”を持参したところ写真で見るよりクオリティーが高いという評価を得ました。そしてこの小畳を販売してみようという方向へ話が向いました。その際に出来る限りたくさんの使い道を探ることからアイデアをひねり出し、もう一工夫加えようという試みを行いました。さっそく昨日は参加した三人でアイデアをしぼり出しました。やっとの思いで出てきたアイデアは34個でした。

ありきたりなところでコースターやマウスパッドなどもありましたが、手裏剣や名刺として使うなど面白いものがいくつか出てきました。

もっと面白いアイデアもありましたが今日のところは秘密にしておきます。

あとは全てのアイデアをマインドマップに落とし込み、実現可能なものから試作品を作って次回の勉強会にて発表したいと考えています。

けっこう楽しみですね。

ムフフ・・・・・。

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2006年4月28日 (金)

”きおり”は和紙素材畳の先駆け

016今日は ”きおり”というヘリ無畳用の畳表です。

素材が和紙のため、日焼けによる褪色が少ないのが特徴です。ライトグリーンとベージュの2色があります。(写真はライトグリーン)

それから、カビやダニの発生を抑え、アレルギーやアトピー性皮膚炎の方でも安心してご使用できます。

最大の特徴は折り曲げ加工がしやすく変型畳やバリアフリー畳(薄畳)の施工に適しています。メーカーでは製品の廃版を検討している模様ですが、やさしい色合いや曲げ加工のしやすさで根強い人気があります。

Y 写真下はラウンド形状に加工した”きおり”です。このような形に容易に加工できるメリットもあります。

ひとつだけデメリットを挙げますと食べこぼしによる汚れをふき取りにくく染みになりやすいことです。飲み食いしないお部屋にはお薦めできる商品です。

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2006年4月27日 (木)

金沢のおすすめスポットは”ひがし茶屋街”

Photo_96 一昨年の話になりますが畳一はここ”ひがし茶屋街”にある”山茂利”という旅館の畳工事を担当しました。1月13日の投稿で紹介した床の間はこの”山茂利”さんのものです。

さて写真のひがし茶屋街は石畳の通りに長屋造りの建物が軒を連ねる街並みで人気があります。古い町屋がそのまま残る最も金沢らしい景観です。たそがれ時には三味線や太鼓の音にまじり芸姑の笑い声がどこからともなく聞こえてきます。

街並み保存のため所々リフォームした跡が残っていますが、タイムスリップしたような独特の雰囲気に包まれています。畳替えで伺った日中でも稽古する三味線や太鼓の音色が響いていました。

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2006年4月26日 (水)

畳工事で白あり被害が発覚しました

Photo_95 今年初めて白あり被害に遭遇しました。

今日は親方と畳の入替え工事に行ってきました。新畳を積んで現場に着くと、とりあえず既存の畳を引き上げることになりました。1枚、2枚とまくって、3枚目をまくった瞬間に思わぬ事態にびっくりしてしまいました。窓際に接する3枚の畳が白ありに食い荒らされていました。写真は畳を除けた状態で写したものですが、”床板”と”畳寄せ”(畳のまわりの木)が穴だらけになっていました。突然の出来事だったので畳の敷き込みは急遽中止にして、白あり業者を手配することにしました。

家のご主人の話によるとこの部屋は増築部分で増築工事当時から水の付きやすい部分だったそうです。その上、雨水を遮断する目的で基礎の換気口をふさいでありました。これでは逆に湿気が床下部分に溜まり、白ありの好む環境を作ることになっていました。これから気温も上昇してくるのでますます白ありの活動が活発になってしまいます。

家屋を長持ちさせるコツは湿気対策に限ります。白ありに限らず湿気が多い家はどうしても痛みが早い模様です。畳も家屋の一部ですから湿度が高い状態が続くと早く劣化してしまいます。

本日のお宅は早期発見できましたので最小限の被害で済みました。

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2006年4月25日 (火)

森本商店街は畳屋さんがある商店街です

畳一の働く西田畳店はJR森本駅前を中心に広がる「森本商店街」の中に店を構えています。

森本商店街はその中心部にJRの駅がある便利な商店街です。ところが郊外に大型店が出店したり、社員800名を抱えた石川製作所の移転で昔ほどの賑わいはなくなってきました。

西田畳店がこの商店街に店を構えて30年近くになります。商店街に加盟したこともあって、当時の畳業界の常識に逆らっていろいろな試みがなされたそうです。その当時、畳の価格を初めて店頭に表示したり、新聞折込を使った販売促進活動を展開していたそうです。今では当たり前になりましたが、畳組合からの風当たりは相当強かったらしいです。そんな試みも商店街加盟という商業サイドから得たヒントを基に行われました。

そんな西田畳店をここまで育ててくれた森本商店街の情報はこちらから。

森本商店街のホームページへ

西田畳店のページもあります。

西田畳店のページ

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2006年4月24日 (月)

小松産イグサの生育具合は

Photo_94 今日の午後は小松市まで畳の敷き込みに行きました。

道中で水田に交じってイグサ畑が目につきました。思わず車を止めて一枚写しました。先日の投稿で小松表の存続が危ぶまれていることを述べたが、実際にどうなっているのか気になっていました。ただ、比べるものがないので畳一では生育状況がいいのか悪いのか分かりかねるところです^_^;ただ、明らかに雑草が所々に目だってきています。

ここは水田の真ん中にポツンとイグサの一角が現れます。目立つ場所なので機会がある度に観察してみたいと思います。

心もち貧弱な感じがしますが、この時期こんなものですかね?

がんばれ小松表(^0^)/

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2006年4月23日 (日)

技能検定の講習会

Photo_93 午前中に技能検定の講習会が金沢職人大学で行われました。

石川県では今年度に受験を予定しているのは1級、2級合わせて9名です。その内6名が今日の講習会に参加していました。

初日の今日は道具の確認と試験のポイントを説明するだけの内容でほとんど終了しました。それから1級に関しては”板入れ”という作業についていくつか要点が補足されました。写真はその板を加工している風景です。講習会は関西式に基づいて行われることもあって板はひのきを用いました。ちなみに畳製作には関西式のほか関東式と金沢式があるそうです。教本には関東式が載っており、金沢式は関東式に近いということでした。試験ではいずれの方式を用いてもいいということで、畳一はこれまで金沢式で習っていたことがわかりました。他の方法を学ぶよい機会なので残り3回の講習会にはできるだけ参加しようと考えています。

畳一は「今年中に一級技能士になる」と以前の投稿で宣言させていただいています。7月24日の技能検定まで3ヶ月間になりました。試験当日にいい投稿が出来ますように頑張ります。

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2006年4月22日 (土)

畳一の小畳にはまだ名前がありません

Photo_92 久しぶりに畳一が”和の空間”をプロデュースする生花店を覗いてきました。

すると、いつもは中央に置いてある<Joe>のモダンガールがなくなっていました。

畳一 : 「モダンガールどこにやった?赤いやつだよ。」

生花店 : 「先週売れちゃいましたよ。1000円で。」

畳一 : 「気前がいいね。いくらで仕入れたか覚えてるか?」

生花店 : 「いいんですよ。お花や花瓶とセットで売ってますから。」

なるほど、お花で儲ければいいわけね。とにかく売れたことはめでたいことです。というわけで写真は畳一が作った小畳です。メインの<Joe>がなくなってしまったのでピンチヒッターで登場しています。今のところネーミングしてないのでただの”小畳”です。こいつが売れたらもう一度<Joe>を仕入れたいと思っています。今度は夏っぽいデザインがいいでしょうね。

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2006年4月21日 (金)

和室のリフォームは”表替え”でお願いします

Photo_90 今日はとある賃貸住宅のリフォーム工事の現場に畳を敷き込みました。

内容は7.5畳の和室を表替えでした。こちらその現場の写真ですが、フスマだけを見ると二間続きの間取りになっています。ところが奥のお部屋の床を見るとクッションフロアという塩化ビニールで出来たシートに張り替えられていました。

<・・・・ショック>

本来ならば7.5畳+8畳で15.5畳の畳が敷きこまれていた部屋が半分の7.5畳になってしまいました。こんな調子では畳の需要は減るばかりです。

和風のフスマにクッションフロアの床なんてちょっと変ですよね

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2006年4月20日 (木)

美川商工会青年部と交流事業出来たらいいな

いつも畳を発注してくれるMさんは美川商工会青年部のMさんでした。

今日の午前中はY氏邸新築工事の現場へ畳の敷き込みに行ってきました。敷き込みを終えると現場には現場主任のMさんと畳一だけになっていました。

たまたま車中に缶コーヒーが二つ残っていたのでMさんに休憩がてら勧めてみました。しばらく雑談が続いたあとホームページの話題からお互いに商工会の青年部活動をしていることが判明しました。

そして美川ではこれから”おかえり祭り”や”ビーチサッカー大会”などが開催され、青年部ではイベントの準備に忙しくなるとの事でした。特に7月9日に開催予定のビーチサッカー大会への参加チームを募集しているらしく、畳一の”森本商工会青年部”にもエントリーするように勧められてしまいました。ビーチサッカーに関しては畳一の一存では決めかねるので部長と相談の上、結果を報告することになりました。

森本商工会青年部では昨年度より交流事業を進めているので美川商工会青年部の皆さんと交流できたらなと思っています。

<美川商工会のホームページはこちら>

美川商工会

以外なところに商工会青年部の仲間がいてうれしくなってしまいました。缶コーヒー2本のおかげでMさんとはすごく近くなった気分になりました。

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2006年4月19日 (水)

畳のすき間はアレルゲンであるハウスダストがいっぱい

Photo_89 畳は年月を経るごとに収縮していきます。

残念ながら吹き掃除をしたり、虫干しなど通常のお手入れでは畳のすき間を埋めることはできません。

畳のすき間を埋めるには”裏返し”や”表替え”といった畳の張替えをしなければなりません。畳表は剥がしたときに縮んだ分を付け足しすることですき間が埋まるのです。

今日張替え工事の為にお邪魔したお宅でこんな会話が聞こえてきました。

女の子 : 「おじちゃん畳に落書きしてるよ。」

お母さん : 「おじちゃんはお仕事で書いてるの。○○ちゃんは書かないでね。」

女の子 : 「何書いてるの?」

お母さん : 「○○ちゃんのオウチの畳だって書いてるの。」

先輩職人 : 「そうですね、後でどこに敷くか目印をつけているんです。それからすき間の位置を記入しています。工場で付け足してきますのですき間がなくなっていますよ。」

写真を大きくしていただくとお分かりいただけると思いますが、敷居と畳の間にすき間が開いています。どのくらい開いているのかをマジックで記入してあります。小さなお子さんには落書きに見えてもしかたがありませんね。

ハウスダストはアレルゲンの一つでホコリが原因でアレルギー反応を示す人がいます。畳と畳の間にすき間が開いているとホコリが溜まりやすくなってしまいます。そして、掃除機やホウキがすき間の上を通るたびにホコリがすき間の中に吸い込まれていきます。つまり、マメにお掃除すればするほど畳のすき間にホコリが溜まっていくのです。皮肉なものですよね。

小さなお子様の前で畳に目印をつける時は一言ことわってからにしましょう。

よい子はマネしないでね。

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2006年4月18日 (火)

虫干し日和で思わず24枚まとめて干しちゃいました

Photo_88 今日の金沢は最高気温が22℃になりました。

どうりで暑いと思っていました。

朝から久しぶりの晴天ということもあって畳を”虫干し”していました。表替え予定の畳で納期まで余裕があるものから24枚を選んで工場の壁面と軽トラックに立て掛けていきました。

ほぼ一日中晴天が続いてくれたので夕方には全ての畳がカラカラに干し上がりました。

後ろに見えているのは建設中の北陸新幹線の高架です。8年後には畳一の店の前を北陸新幹線が走る予定になっています。

開通すると東京まで約2時間30分で行けるそです。

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2006年4月17日 (月)

開通直後の外環状を通って片山津温泉に行きました

Photo_87 昨晩は片山津温泉での地元商工会青年部の総会に参加していました。

一昨日に開通したばかりの外環状線を通って行きました。道路沿線では開通を祝ったセールがあちこちで行われてかなりの渋滞に巻き込まれてしまいました。

これまで金沢市内を南北に貫くR159、R157、R8いづれも渋滞が慢性化しており、迂回路としてこの外環状線が建設されました。市内を迂回して山間部を通るのでトンネルが多いものの信号が少なくこれまでのR159とR157を通るよりも時間が約半分に短縮される道のりです。写真は日本で唯一の立体交差のあるトンネル部分です。

残念ながら開通後初めての土日とあって半分に時間短縮するところが通常よりも時間がかかってしまいました。

そんなこともあってギリギリの時間に温泉に到着してしまいました。そして総会が終わり、宴会が盛り上がってきた時に事件は起きました。それは宴会後半に行われた部員対抗のゲームで起きました。以前の宴会で割れたと思われるガラスの破片で部員の1人が怪我をしてしまいました。ゲームは中断され宴会ムードはしらけてしまいました。小さな破片だったと思われましたが、畳と畳の間から出てきた感じでした。100畳近い大広間ということもあり畳のお手入れが少しおろそかになっていた模様です。

ちなみにゲームはいつも酔っ払い状態にもかかわらず体力勝負の内容になっています。次の日は大抵軽い腰痛になってしまいます。

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2006年4月16日 (日)

い草に病害虫で小松表に赤信号

034 地元石川県伝統の「小松表」を紹介しようと思っていた矢先、「小松表赤信号 」という大きな見出しが4月13日付”北國新聞(夕刊)”に躍っていた。

作付面積が縮小しているのはわかっていたが改めてショックを受けてしまいました。

<加賀藩三代藩主の前田利常が奨励して以降、約三百七十年に及ぶ伝統を誇る小松市特産の高級畳表「小松表」の継承に赤信号がともっている。原材料のイ草に病害虫の被害が相次いでいるためで、国内最大産地の熊本県に品種移植を願い出ていたが、十三日までに同県から種苗権利の保全などを理由に断りの連絡が入った。最盛期の百分の一にまで作付面積が縮小し、わずか七戸の農家が守る小松産地は頼みの綱が断ち切られ、天を仰ぐ思いで危機を乗り切る智恵を巡らせている。>

出典 : 4月13日付 夕刊 北國新聞

今年1月には全国生産者会議が横浜市で開かれ、小松産地側は熊本の農家からは病害虫に強い品種の移植に快諾を得ていたが、熊本県の審査では最終的に移植が認められなかった模様だ。以前、熊本品種が中国から逆輸入された例があり、他産地への移植が困難になっているらしい。

ここで小松表について補足させていただきたい。

<栽培が始まったのは1460年ごろの室町時代で古い歴史をもつ。藩政期の1640年、加賀藩三代藩主前田利常が小松表の栽培を奨励して以来、生産量が拡大した。小松産地は国内北限のい草栽培地で、寒冷な気候のため表皮が厚く、丈夫な畳表に仕上がることで評価されてきた。最盛期の1955年には1395戸が約300㌶を栽培したが、近年の需要減で作付面積は百分の一の3㌶にまで落ち込んでいる。>

上の写真は小松表を敷きこんだお部屋です。草が短いため白っぽい色合いになりますが、太く丈夫な草で織られているので耐久性のある畳に仕上がります。

なんとか生き残ってほしいと願うばかりです。

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2006年4月15日 (土)

金沢は今週に桜の見ごろを迎えました

Photo_86 写真は金沢城の「石川門」です。

ちょうど桜の見ごろを迎えたのでシャッターチャンスをうかがっていました。先週の桜は”つぼみかたし”の状態だったので今週に入って一気に満開になっていました。隣接する「兼六園」に出入りする市民や観光客が多くてやっとの思いで一枚写してきました。この角度が一番のお気に入りで石川門を写す時はいつもこの場所から撮っています。

顔出ししたおかげで思いっきり金沢ネタを語れます。第一弾は「石川門」ということで度々郷土の話題を提供したいと思います。

ではまた(^_^)

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2006年4月14日 (金)

ブログ投稿百回記念に写真と本名を公開いたします

Photo_85 こんにちは「畳一」こと西田真太郎です。

本日めでたく「畳の使い方」ブログが100回目の投稿を達成しました。これまで訪問してくださったり、コメントをくださった方には大変感謝しております。本当にありがとうございました。

これまで名前を伏せていたのは架空の第三者になることで客観的な意見を述べるためと、もしブログで何のメリットも感じることが出来なかったときにいつでも中止するためでした。ところがふたを開けてみるとたくさんの訪問者と意見を交わすことができ、多くの気付きを得る事ができました。この3ヶ月間はすごく有意義な時間でした。

さて最後になりましたが畳一が勤務する石川県金沢市にある有限会社 西田畳店を紹介いたします。現在は父が経営する会社で祖父が事業を興しました。

内容については下記のボタンよりホームページをご覧ください

(有)西田畳店

明日より普段の投稿に戻ります。

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2006年4月13日 (木)

黒い畳はお好きですか?

Photo_84 当ブログに来てくださる方の多くは自然志向なので今日まで投稿をためらっていたのですが、出させていただきました。自然界の色にはありえない”黒い畳”です。

いかがでしょう?

ちなみにこちらの現場は一般の住宅です。畳はリビングに隣接する畳コーナーに敷きこまれています。この住宅は畳だけでなくインテリア全てが”白”と”黒”で構成されています。壁はもちろん床や天井、階段など全て2色で統一されているのです。始めに黒い畳という要望を聞いたときはどんな家になるのか心配してしまいましたが、敷き込みを終える頃には「これもありかな?」と思えてきました。モノトーンで空間を構成しているので、それ以外の家財道具がアクセントになってけっこう面白い家になるのでは・・・。竣工時よりも入居後の内部を見てみたいですね。

肝心の畳は100%プラスティックになってしまいました。竹炭を応用して黒を出せれば天然素材でもできたかもしれませんが・・・。

座ったとたんに真っ黒になるのがオチでしょうけど・・・

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2006年4月12日 (水)

お勤めご苦労様でした

Photo_83 お題は定年退職する父への言葉みたいですが、写真の畳表に向けた言葉です。18年間全く手入れしないで使用された畳表だそうです。本日、晴れて表替えを初体験することになった”畳”です。

写真は一番擦り切れた部分ですが、やはりたて糸が現れてしまっています。たしか3月22日の投稿で同じように擦り切れた畳をUPさせていただいております。さて、両者の違いがお分かりになるでしょうか?正解は3月22日のブログですでに出してしまっているのですが、たて糸の種類が違っています。前回はたて糸が白い綿糸でしたが、こちらは茶褐色の麻糸が見えています。綿糸に比べ太くて丈夫になっています。こちらの麻糸で畳表を織ったほうが綿糸よりも打ち込みが細かく丈夫な畳表を作ることができます。

みなさん畳が擦り切れそうになったら表替えをしましょう

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2006年4月11日 (火)

風邪熱でダウンしてます

Photo_82 今日はとうとう風邪でダウンしてしまいました。今年に入って2回目です。去年は一度も風邪をひいた記憶がなかったのですが・・・・。

それはそうと今年一回目の風邪はお正月にやってきました。年明け早々ツイテいないなと思いながら正月休みを風邪の治療で過ごしてしまいました。少しよくなってきた1月5日頃、既にブログを始めていた友人にブログを開設することを薦められていたのを思い出しました。それ以来、毎日1投稿することを決め今日に至っています。まさに風邪がきっかけで今日まで突き進んできました。そろそろ投稿数も100を迎えようとしています。開設以前に用意していたコンテンツもそろそろ底を尽きつつあります。新たな発見、気付きを求めてこれからもさまよい続けます。

今晩は花見の宴が予定されていたのいですが、残念ながら参加できそうもありません。

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2006年4月10日 (月)

普通の畳をへり無畳に表替えできますか?

今日は古い民家の改築工事に行ってきました。延床面積で100坪は超えるかと思われる大きな住宅で、久しぶりに田の字型の続き間を拝見しました。

とりあえず打合せ済みの田の字型の部分全ての採寸作業に取り掛かりました。この部分だけでも33.5畳あり採寸だけで小一時間が経過していました。ようやく終わりかけた頃に家の奥様が現れ玄関スペースの表替えについて相談を受けました。

それがお題の「普通の畳をへり無畳に表替えできますか?」という要望でした。

畳一 : 「出来ますがこのお部屋にはヘリを付けたほうが見栄えがしますよ。」

部屋を見渡すと柱、敷居、畳寄せ全てに漆が塗られていたので”ヘリ”付きの方がインテリア的にもバランスが取れていいように思われたのでこう続けた。

畳一 : 「まわりの造作と合わせると無地の黒か茶のヘリをお薦めします。」

奥様 : 「やっぱりそうかしら、お父さんにもそう言われたのよ。」

と、今日の件はこれにて一件落着しました^^;

ところが一般的には次のように説明させていただいています。

<施工は可能ですが多くの場合仕上りはきれいになりません。理由はへり無し畳と普通の畳の構造上の違いによるものです。普通の畳の側面は2辺を畳表で残りの2辺をへりで縫い付けてあります。一方へり無し畳は側面を4辺とも畳表で縫い付けてあります。畳表とへりの厚さが異なるため一枚あたり5㎜程度の寸法の誤差が出来てしまいます。8畳のお部屋だと最大2㎝の誤差ができ畳が窮屈に敷き込まれます。畳が窮屈になると畳表が浮いてしまいきれいに仕上げることができません。>

よけい何のこっちゃわかりにくくなりましたね(-.-;)

いつか写真でご説明します。

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2006年4月 9日 (日)

ちょっと肌寒かった”さくら祭”

Photo_81 今日はとある住宅メーカーが主催した”さくら祭”に参加していました。

その会社の本社に隣接する児童公園には桜の木が数十本あり、桜のイベントをするには最高の場所のはずでした。ところが今年は桜の開花が思っていたより遅く3分咲きといったところでしょうか?畳一は寒空の下駐車場の整理をしていました。

写真は児童公園をバックにIHクッキングヒーターを搭載した北陸電力のトラックです。駐車場から見て一番目につく場所に陣取っていたので一枚パチリと写しました。このトラックがあちこちに出かけ調理実演をやっています。こんな努力の甲斐があって北陸ではオール電化住宅の普及率が全国トップになっています。

午後からは日差しが戻ってきていいイベントになりました。桜が満開だったら最高の一日だったと思います。

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2006年4月 8日 (土)

いらなくなった畳はどこへ処分すればいいの?

畳が不要になる場合として現在ご使用になっている畳が老朽化して新畳に入替える時と和室を洋室にリフォームする場合があります。まず畳を新調して入替える場合は畳屋さんが古畳を有料にて処分するサービスを行っています。また、和室を洋室にすると当然に畳が不要になり、大工さんや工務店が処分します。この場合では畳の処分費用が工事代金に含まれています。この他、地方自治体によって畳の処分を行っているところがあります。

システムや処理費用はそれぞれの地方自治体によって異なりますのであらかじめお調べしておくといいでしょう。

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2006年4月 7日 (金)

茶室の畳には皆名前がある

Photo_80 <茶室に敷く畳は炉の構え方と関係があるので、炉の位置によって畳の敷き方が決まってくる。また、畳が敷かれる位置によって皆それぞれに名前が付けられている。床に用いる畳は「床畳」、床の前に敷く畳を「貴人畳」、一般の客が座るところに敷く畳を「客畳」、茶道口に接して亭主が茶事の際に踏み入る畳を「踏込畳」、茶事の際に点前を行うところの畳を「点前畳」、炉の切ってある畳を「炉畳」とそれぞれ名付けられているのである。>

出典:『畳のはなし』

写真上は「綾波」を敷きこんだ茶室である。変わった要望だと思っていたがインテリアとしてはきれいに仕上がった。ただし、茶道の点前は”畳の目”が目印になっていると聞くが、「綾波」には目がないのである。そういうわけで「畳の目が無いぞ。」というクレームが来ない事を祈るばかりである。

最終手段はマジックで線を書いちゃいますよ

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2006年4月 6日 (木)

雨漏れで畳が腐る前に

Photo_79 写真は雨漏れで腐ってしまった畳である。

状況からすると鉄筋コンクリート造の最上階の一室から浸入した水が壁伝いに畳まで到達してしまったと推測される。さらに家具とカーペットに遮られて発見が遅れた模様である。畳を持ち上げてみると水を吸って40キロは超えているように思えた。

こちらの現場では畳を新調することになった。

さすがにこうなってしまっては補修は不可能である。一目見て、たまたま窓の閉め忘れで濡れてしまったというような状況ではないことがわかる。とすると正しい「畳の使い方」をしていれば畳の腐食はおそらく防げたはずである。

このお宅の問題は部屋一面にカーペットを敷いていたことだ。これでは下の畳が濡れていても気が付かない。さらに家具が壁面に密着して配置されていたため水の浸入路が分かりづらくなっていたのである。カーペットの重ね敷きはなにより畳の呼吸を損なってしまう。そして家具を壁面から離して配置することによって湿気が溜まるのを防いでくれるのである。

濡れた畳に関しては比較的新しかったが廃棄することになった。濡れた畳は資源として再生できないのである。

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2006年4月 5日 (水)

敷金トラブルと原状回復義務に関するガイドライン

Photo_78 畳一の住んでいる北陸地方の桜の今日の状態です。”つぼみかたし”といったところでしょうか?当初の予測では昨日が開花予定日だったのですが、先週の雪でかなり遅れている模様です。

それはそうと先月末より賃貸住宅の張替え工事が続いています。以前のように張替えラッシュとまではいきませんが、引越しシーズンだと感じるくらいに賃貸住宅の仕事が入ってきます。

そんな日々を送っていたところ、ベテラン職人の口からこんな言葉が・・・・。

「フスマの片面だけ張り替えるとはみっともない。客から苦情が来るぞ。」

(いやいや、全部張り替えたらあなたに苦情がきますよ)

そんな言葉から”賃貸住宅の原状回復義務に関するガイドライン”が示されて、畳の需要にもかなり影響が出てきているなと改めて認識しました。始まりは平成10年3月に建設省(現国土交通省)から”賃貸住宅の原状回復義務に関するガイドライン”が示されたことによります。ところがその後も敷金をめぐるトラブルが頻発していたことから平成16年9月に東京都は原状回復義務は家主だとする明確な指針を発表しました。

<主な負担区分は以下の通り>

家主の負担・・・・畳の変色、画びょう穴

借り手負担・・・・風呂のカビ、たばこ跡

当初のガイドラインから早8年、賃貸住宅の張替え工事はピーク時の約半分になってしまいました。これからはもう不動産業界から甘い汁を吸うことが出来ないのである。

畳業界に春は来るのか?

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2006年4月 4日 (火)

コンクリート住宅では畳をコンクリートに直接敷きます

Photo_77 多様な工法で住宅が建築されています。写真の現場は北陸では少数派のコンクリート住宅です。

一般的に冬の北陸は湿気が多い天候が続くため、コンクリート住宅は不向きだとされています。ただ、コンクリート住宅には耐震性や重厚感がありこれが好きだというニーズは北陸にもあります。

ただし湿気が原因で結露が起きやすいのは事実なので畳を敷きこむ際に工夫が必要になってきます。このような住宅では畳下のコンクリートが特に結露が起きやすい特徴があります。とりわけコンクリートの上に直に畳を敷きこむ仕様のこの住宅では独自のマニュアルがあります。

<マニュアル>

1.畳がコンクリートに触れないようにビニールシートを床一面に貼る。

2.畳床を上からインシュレーションボード+ポリスチレンフォームの二層構造にする。

こうすることで結露が発生しても畳を腐食から守ることができます。

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2006年4月 3日 (月)

和紙の畳第4弾は「彩園」

081 これまで3回にわたり和紙素材の畳表を紹介してきました。「銀白」に始まり、「綾波」そして「清流」と織り方が異なるそれぞれの畳表がありました。

本日は第4弾として「彩園(さいえん)」を取り上げてみたいと思います。畳一の店では価格的には一番安い設定にしてあります。和紙のヘリ無畳への入門編といったところでしょうか?

写真では織り方の違いを伝えることができないのが残念です。実際に選ばれるときはサンプルをご覧になられるほうがよろしいかと思われます。素材に関しては4者とも全く同じとういことで説明は省きます。

毎年ヘリ無畳の施工比率が上昇しているような気がします。

そろそろ”へり付畳”の復活なるか?

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2006年4月 2日 (日)

毎月第一日曜日は消防の点検日

Photo_76 今日の午前中は消防分団の点検日だった。

予定では消火栓の周りに黄色のペンキを塗る作業をする計画だった。ところが直前の雨によりペンキ塗りは急遽中止になり、管轄内の見回りと器具の整備をすることになった。写真は天日干しにしたホースを取り込んでいるところである。汚れやカビで劣化してしまうため、ホースは使用する度に天日干しにして乾燥しなければならない。高所恐怖症の畳一は下で見守っていました。

それから午後は先週やり残した新築現場の採寸に行ってきました。というのも工期が大幅に遅れ、採寸できる状態ではなかったからだ。敷き込み予定日は4月5日なのだが、畳一の目からも予定日の敷き込みは無理があるように思えた。そういうわけで日曜の今日も大工さんや電気屋さんが現場に出入りしていた。

日曜であって日曜でないような一日でした。

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2006年4月 1日 (土)

技能検定の合否を決めるのは自主練習

昨日は郵送にて技能検定の願書が届き、既に気分は一級技能士になってしまっていた。

(いかん、いかん。気をひきしめないと)

2級技能士を受けた時もそうだったが練習量がものをいう。その時試験官だった人から「練習台に自分の部屋の畳を全部張り替えることだ。」というアドバイスをいただいた。実は畳一の部屋はヘリ無畳が敷きこまれているため、このアドバイスは生かされなかった思い出がある。さて、どこを張り替えたらいいものやら?出張できる範囲で募集してみようかな。Photo_75

写真下は畳を手で縫っているところである。この作業が技能検定の実技試験の内容である。一般の方は「何を今さら、いつもやっていることだろう。」と思われるかもしれない。ところが畳の世界でも昭和40年代より機械化が進み、それ以降に畳職人になった人たちは日常業務では機械を使って畳を作っています。畳一も例外にもれず機械化世代の人間である。畳一の店で手作業で畳を作っていた経験があるのは親方とベテラン職人の二人だけになってしまった。ベテラン職人の話では「昔は張替えなら手作業で一日あたり30枚できた。」らしい。

機械より早いかも・・・・。

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