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2006年4月16日 (日)

い草に病害虫で小松表に赤信号

034 地元石川県伝統の「小松表」を紹介しようと思っていた矢先、「小松表赤信号 」という大きな見出しが4月13日付”北國新聞(夕刊)”に躍っていた。

作付面積が縮小しているのはわかっていたが改めてショックを受けてしまいました。

<加賀藩三代藩主の前田利常が奨励して以降、約三百七十年に及ぶ伝統を誇る小松市特産の高級畳表「小松表」の継承に赤信号がともっている。原材料のイ草に病害虫の被害が相次いでいるためで、国内最大産地の熊本県に品種移植を願い出ていたが、十三日までに同県から種苗権利の保全などを理由に断りの連絡が入った。最盛期の百分の一にまで作付面積が縮小し、わずか七戸の農家が守る小松産地は頼みの綱が断ち切られ、天を仰ぐ思いで危機を乗り切る智恵を巡らせている。>

出典 : 4月13日付 夕刊 北國新聞

今年1月には全国生産者会議が横浜市で開かれ、小松産地側は熊本の農家からは病害虫に強い品種の移植に快諾を得ていたが、熊本県の審査では最終的に移植が認められなかった模様だ。以前、熊本品種が中国から逆輸入された例があり、他産地への移植が困難になっているらしい。

ここで小松表について補足させていただきたい。

<栽培が始まったのは1460年ごろの室町時代で古い歴史をもつ。藩政期の1640年、加賀藩三代藩主前田利常が小松表の栽培を奨励して以来、生産量が拡大した。小松産地は国内北限のい草栽培地で、寒冷な気候のため表皮が厚く、丈夫な畳表に仕上がることで評価されてきた。最盛期の1955年には1395戸が約300㌶を栽培したが、近年の需要減で作付面積は百分の一の3㌶にまで落ち込んでいる。>

上の写真は小松表を敷きこんだお部屋です。草が短いため白っぽい色合いになりますが、太く丈夫な草で織られているので耐久性のある畳に仕上がります。

なんとか生き残ってほしいと願うばかりです。

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