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2006年5月26日 (金)

畳に見る”京都と金沢の違い”

Photo_119 この板は”かしら板”といって畳の角の部分に取り付けられます。完成するとゴザに隠れて見えなくなってしまいます。

この”かしら板”ひとつ取っても地域によって素材や大きさが異なっています。左に見えている大きい方が京都など関西地方で採用されているヒノキの”かしら板”です。もう一方の小さい方は金沢で使われている杉の”かしら板”です。

ヒノキで大きい方が丈夫で耐久性があるように感じられます。ただ、大きくて厚みがあるので床と板に段差ができてしまいます。したがってイグサやワラを詰めて段差を埋めなければなりません。一方の杉板では段差が少なくてすむ利点があります。

30年以上使用している畳にはこのような板が入っていることがあります。最近ではプラスチックの板が普及して木の板を入れる機会がほどんどなくなってしまいました。プラスチックの板は安価で加工しなくても取り付けられます。便利になったものです。

今日は手縫いで技能検定の練習をすることができました。もう少し時間短縮するのが課題です。

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コメント

関西と金沢では頭板の木の材質も違うんですね。
勉強になりました。
岡山の検定ではヒノキを使用するみたいです。

畳の仕事は全国バラバラですね


検定試験の練習頑張って下さい(^^ゞ

はじめまして!とっても参考になりました。僕は畳も大好きです。。。

まつ様
岡山はひのきなんですね。実は金沢も検定ではひのきを使うらしいのです。早く慣れないといけないですね。

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ゼブラ様
講習会でも講師の間で意見が分かれることがあります。やはり卒業した畳学校の方法にこだわりがあるようですね。僕はそれぞれの利点を生かそうと考えています。

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京都 フローリング商・・・。様
はじめまして。コメントありがとうございます。
フローリングを扱うお仕事をしているのですか?
最近ではフローリングのリビングに隣接した畳コーナーが増えてきましたので、フローリングに合う”へり”を提案するように心がけています。床材としてお互いを生かせるといいですね。

 はじめまして、突然このページに飛び込んでしまいました。京都で畳屋をしています。頭板についてひと言…
 頭板には昔から杉板と檜板とがあります。杉板は主に普及品の畳(3級4級床に糸引き表)に使用し、檜板は麻引き表以上を貼るときにと使い分けていました。糸引きに板入れ?と思われるかもしれませんが、本来の畳は普及品であろうと全て板入れ畳でして、素框畳やコーナー入れの畳が登場するようになったのは戦後のことです。機械床が普及し上配がしっかりして床が負けなくなってきたこと、高度経済成長期に畳の製造が追いつかなくなったなどのの理由により、次第に板入れ畳が少なくなってきました。今ではめったにお目にかからなくなったのはご承知の通りです。
 ちなみに、板が床に沈み込むように板を締め上げるのが技能でして、イがらなどで段差を取るにしてもそんなに入れる必要はありません。沈み込まないようでは板が浮いているといって不良と見なされてしまいます。

さたけ様
貴重な情報ありがとうございます。”板を沈み込ませる”のですね?かなりの修練が必要ですかね?今の僕の技術ではまだまだイガラに頼るしかありませんね。

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