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2014年2月24日 (月)

新しい機械

Photo 今年、導入した縁なし畳を作る機械です。縁なし畳とは琉球畳とか柔道畳のように縁がついていない畳の総称で当ブログでも縁なし畳を過去にいくつかご紹介したことがあります。

 最近、縁なし畳の需要が高まってきたことで思い切って購入しました。この傾向はしばらく続くのではないかと思います。

 縁なし畳を作る機械と書きましたが、この機械は畳表を折り曲げるだけの機能しかありません。縫うことはできません。ただし、これまで縁なし畳をつくる上で一番に困難だった曲げの工程を機械化できたので品質の安定と均一化ができるのではないかと期待を寄せています。

 最近の新築住宅の間取りを見ると、二間続きのお座敷や床の間、仏間などが少なくなりました。和室でも柱を隠す大壁工法で建てるので畳をよりカジュアルにモダンに見せたいという事情も縁なし畳が増えた要因なのではないでしょうか?

 ちなみに「縁」が無い分お安いか?と言われますが、高いです・・・。というのは先ほどの畳表の「曲げ」工程が一般に縁を付けるより難しいのと畳表自体が曲げる分だけ大きくないといけないので材料も割高になっているのが理由です。

 

2014年2月 9日 (日)

30年ぶりの補修

Photo  お正月が明けてから、とある寺院の畳替えに取り掛かっています。枚数は多いのですが、工期に余裕があるのと年明けの仕事の閑散期ということもあって、ゆっくりと丁寧に仕事をしています。紋べりの部分は手縫いですることになりました。

「紋べり」とは丸い文様が連続して描かれたへりで時代劇ではよく見かけます。近年では畳業界も機械化が進んで手縫いで畳を作る機会がほとんど無くなりました。

 右上の写真はその寺院のなかでも僧侶が座る台座でこちらも紋べりで作られています。これも古くなりましたので張替えすることとなりました。へりを剥がしていくとへりの下地に新聞紙が使われていました。Photo_2 見ると昭和57年9月の新聞紙が出てきました。記事を見ると「巨人V2」とか「大黒柱 江川」とか懐かしい見出しがありました。セリーグのペナントレースが終盤に差し掛かっていることが窺われますよね。30年も経つと何となくは覚えていますがほとんど記憶から失われていることばかりですね。

 ということはこの台座は30年ぶりにリニューアルするということで歴史を感じます。こんなスパンの長いお仕事は寺院ならではです。ちなみに30年後の自分は70歳を超えております。

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