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2014年2月 9日 (日)

30年ぶりの補修

Photo  お正月が明けてから、とある寺院の畳替えに取り掛かっています。枚数は多いのですが、工期に余裕があるのと年明けの仕事の閑散期ということもあって、ゆっくりと丁寧に仕事をしています。紋べりの部分は手縫いですることになりました。

「紋べり」とは丸い文様が連続して描かれたへりで時代劇ではよく見かけます。近年では畳業界も機械化が進んで手縫いで畳を作る機会がほとんど無くなりました。

 右上の写真はその寺院のなかでも僧侶が座る台座でこちらも紋べりで作られています。これも古くなりましたので張替えすることとなりました。へりを剥がしていくとへりの下地に新聞紙が使われていました。Photo_2 見ると昭和57年9月の新聞紙が出てきました。記事を見ると「巨人V2」とか「大黒柱 江川」とか懐かしい見出しがありました。セリーグのペナントレースが終盤に差し掛かっていることが窺われますよね。30年も経つと何となくは覚えていますがほとんど記憶から失われていることばかりですね。

 ということはこの台座は30年ぶりにリニューアルするということで歴史を感じます。こんなスパンの長いお仕事は寺院ならではです。ちなみに30年後の自分は70歳を超えております。

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