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2018年4月 2日 (月)

奥能登の秘境の地から

 先週末に奥能登まで2時間かけて畳の敷き込みに行ってきました。石川県にもこんな所があったなんて思わず見とれる絶景がありました。
 
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 畳はこんな感じに仕上がりました。そして窓を開けると・・・・・。
 
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 この日はお天気が良く、この景色は一日中見ていても飽きないと思いました。
 
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 後方の山々は立山連保だと思われます。青い海と緑の木々のコントラストが美しい所でした。今月末にもう一部屋を完成させてオープンなのでしょうか?とにかく素敵な宿になるのは間違いなさそうです。
 
 
 

2018年3月 8日 (木)

群青の間

 金沢のお座敷を彩る壁色で「朱壁」とならんで豪華な色彩を放つ「群青の間」があります。
先日、粟津温泉の開湯1300年を迎えた旅館「法師」さんに宿泊する機会がありました。
そして最初の通された抹茶サービスのお部屋がまさに「群青の間」になっていました。
 
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 金沢を中心に石川県のお座敷で見られる特徴的な色合いの壁だと思います。北陸新幹線のグリーン車の内装色のモチーフになったとも言われております。
 ただ、最近ではこのようなお座敷の需要は年々少なくなってきているように思います。すごく美しい色彩なので残念なのですが、時代の流れに伴って、新規ではほとんど施工されることはなくなっているようです。金沢の伝統が少しづつなくなっていくのは寂しいことですが、この色合いだけでも採り入れようと新しいインテリアのコーディネートを施工する機会がありました。
 
 
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 白を基調としたお部屋ですが、畳と収納の扉を藍色にしてコントラストがとても美しい畳コーナーになっております。畳はダイケン畳の「清流」の藍色を採用しております。先日、販売終了した「デニム畳」もまさに藍色でしたが、廃盤という事で残念ながら今後は施工する機会がなくなっていきます。
 
 金沢の伝統や文化が形を変えて残っていく工夫が大切だと思える現場になりました。

2018年2月 2日 (金)

「へり見本」リニューアル

 この度、西田畳店では「ヘリ見本」を新しく作りました。
これまでの見本の中に廃盤となる品番が見つかりましたので
思い切って全部を新しい品番に替えてみました。
 今までの見本は短冊型になっていて、一枚一枚めくって見るようになっていました。そして、今回は一覧で見られる形にさせていただきました。
 
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 このように全部の柄を同時に見比べることが出来るようになりました。最近は薄目の色が好まれるようになりましたのでバランスを考えて配置しました。また、無地のヘリもご要望が多いのですが無地専用のヘリ見本が出ておりますので別途で対応させていただきます。
 
 今月は以前のヘリ見本の在庫も残っておりますので移行期間ということで両方からお選びいただけるようになっております。ただし、古いものはなくなり次第に販売終了とさせていただきます。
 
 
 今回で4代目となった「ヘリ見本」にこれまで以上に活躍してもらいたいものです。

2018年1月10日 (水)

「デニムフロア」販売終了のお知らせ

 2010年7月の投稿で「デニムフロア」という置き畳をご紹介したことがありました。
あれから8年近く経過しましたが、先月になって製造メーカーから製造中止の連絡を受けました。販売量が落ち込んでいたのが理由ですが、残念ながら当店に少し在庫を残すのみとなりました。したがって、在庫分がなくなり次第販売終了となります。デニムファンの皆様には申し訳ありませんが、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
 
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 現代版「群青の間」と呼ぶにふさわしい色合いを醸し出していた素材だけに廃盤となるのは惜しい気持ちでいっぱいです。残り少ない在庫ですが、ご要望があれば承りたいと思います。

2017年12月11日 (月)

畳替えすると気になるのが壁紙

 一年半ほど前に畳替えされたお客様から壁の剥がれや色あせが気になっているというご相談を受けました。人の目線は不思議なもので以外と下を向いていますので畳など床の汚れが一番気になるようです。ところが畳がきれいになると今度は壁紙や襖の汚れが目線に入ってくるようです。
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 こちらが壁を施工する前で剥がれや色あせがかなり目立ってきていました。そして人生の節目に和室の汚れをきれいにするという計画を立てられたという事でした。畳と襖はかねてから張り替えてありましたので今回は 壁紙を一新する工事を依頼していただきました。
 
 当店では壁紙(クロス)から壁紙(クロス)への張替えだけでなく塗り壁からクロスへの変更も承っております。塗り壁の表面はざらざらしておりクロスを貼るのには適していません。無理にはるとざらざらやでこぼこが浮き出るばかりか短期間で剥がれてしまいます。そこですべすべのクロス下地を作ることを事前に行っています。
 
 そして完成したのがこちらの写真です。奥様がかねてから希望していた若草色の壁紙に生まれ変わりました。明るくなったお部屋に大変ご満足いただきました。
 
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2017年11月 9日 (木)

家具のせ畳

 以前の投稿で畳に載っていいるタンスやサイドボードを滑らせて移動する「家具スベール」という道具をご紹介したことがありました。今回はその移動した家具をのせる小畳を作りました。「家具のせ畳」とでも言いましょうか、細長い畳です。Photo_3
 このように「家具スベール」に乗せたサイドボードを「家具のせ畳」に移し替えます。表替えなどで畳をしばらく預からなければならないときに使います。これがあれば家具を別のお部屋に移動させたり、杉板の上に直接に置かなくて済みます。畳替えの後に家具をもとの位置に戻すときでも家具スベールがあるのでスイスイと畳を傷つけることなく移動する事ができます。
 
 こんな小さな畳ですが重たいタンスやサイドボードを数日間支え続けてくれるのでたいへん重宝しております。

2017年10月 4日 (水)

畳のすきまを埋めさせていただきます

 畳は敷きこまれてから年月が経過すると縮んでいきます。いわゆる「畳がやせる」ことなのですが、畳は数年経つと小さくなっていきます。これが原因で畳と畳の間にすき間が生じてしまうのです。
 
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 このように大きいもので10㎜ほどのすき間ができる事があります。10㎜ですと指が完全に入ります。畳の下にゴミやホコリが溜まる原因もこのすき間ができるからです。畳の張替えの当日に畳を起しているとおもちゃや小銭などがよく出て来ます。
 
 この畳に出来たすき間ですが、見た目にもよくありませんしゴミやホコリを溜める原因にもなってしまいます。時々、お客様から「畳のすき間を埋めたいので畳を新調したい。」という申し出があります。畳が縮んでしまったので畳ごと取り替えないと思われているのでしょう。ところが、畳の張替えは畳の修繕でもありますので、「表替え」や「裏返し」する時に詰め物を当ててすき間を解消することができます。この詰め物は当然に畳表に隠れてしまいますので、畳が張替えから帰ってくると隙間がなくなって敷きこまれていきます。
 
 この詰め物ですが、畳の張替えの料金に含まれている事が多いと思われます。当店では表替えの際に追加料金なしで隙間を埋めさせていただいております。もし、畳のすき間が気になりましたら、新調することなく畳を元通りにすることができます。時々ですが詰め物の加工に施工料を設定している畳屋さんがありますので事前に確認しておきたいです。
 
 人は不摂生が続くとあっという間に太ってしまいますが、畳はダイエットしなくても痩せることができるようです。
 

2017年9月11日 (月)

チャタテムシ発生

 先月のお盆過ぎから金沢地方では避難勧告が出るほどのゲリラ豪雨が降りました。全国的にも毎月のように道路が冠水する様子がニュースになっております。短時間でも想定を超える豪雨が降ると空気中の湿度が上がり、畳の表面にカビが発生しやすくなります。
 
 当店のお客様でも先日の大雨で畳にカビが生えてしまいました。
 カビだけなら拭き取れば大丈夫なのですが、うっかりカビを放置してしまったらしく虫が出てきたとのお電話をいただきました。女性の方にとっては虫を苦手にしている人が多いので気持ち悪いですよね。早速、電話を受けて20分後に現場に到着しました。肉眼では見えない小さな虫が何匹も出て来ましたのでそっとセロハンテープに付着させて捕まえました。この時点でおそらくチャタテムシだと思いましたが、確認の為に保健所に持ち込みました。
 
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 保健所に持ち込むと職員の方が拡大写真を撮ってくれました。そして 図鑑と照合するとカツブシチャタテムシだとわかりました。
 
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 このチャタテムシは高温多湿のところを好み畳に生えたカビを食べることで知られています。 畳にカビが生えたらきちんと拭き取っていただけると大量に発生することはないでしょう。長雨やゲリラ豪雨の後は畳にカビが生えていないかチェックしていただければと思います。
 
 尚、2~3年以上使用して畳に青みがなくなってしまえば カビが生えなくなります。また、普段から忙しくて畳のお手入れまで手が回らないという方は和紙素材や樹脂素材の畳がありますので 畳替えの際にご検討いただければご提案させていただきます。
 
 
 
 
 

2017年8月 7日 (月)

特大のござ

 先日、124㎝×453㎝という特大のござを作りました。普通の畳と比べると大きさが一目瞭然です。
 
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 畳の場合、メーターモジュール用のござを使っても最大で100㎝×200㎝までしか作ることはできません。
 
 では、なぜこのような大きなござが必要なのでしょうか?これはへりでお気づきかもしれませんが、床の間用のござに用います。床の間に直接張り付けることで畳床と呼ばれる土台が必要ないので畳では不可能な大きさを実現しました。
 念のため、サイズを測ってみました。
 
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 この大きさで畳を作ることが出来たらギネスに載るかもしれませんね。
 

2017年7月 1日 (土)

梅雨は畳のカビにご注意

 先日、北陸地方も平年より1週間ほど遅れて梅雨入りしました。梅雨入りから昨日までは空梅雨の様相を呈していましたが、いよいよ今週から雨模様が続きそうです。
 以前からも投稿して注意喚起をしていましたが、この時期の長雨で畳の表面にカビが生えやすくなっております。特に畳替えや新築で畳を敷きこんで1年以内のお宅ではカビが生えやすいので要注意です。いわゆる「青畳」のうちは畳表のイグサが枯れきっていないので食品のようにアオカビが発生してしまうのです。
 
 カビを予防する対策としては畳のお部屋に湿気がこもらないように湿度をコントロールすることです。具体的には以下にポイントを押さえてまとめてみました。
 
1.雨天が続くときは窓を閉めて除湿器をかける。(エアコンのドライでもいい)
 
2.あらかじめ畳の表面をアルコールで除菌しておく。(キッチン用の除菌スプレーが便利。万が一カビが生えてもアルコールをスプレーすると拭き取りやすい。)
 
3.お部屋の中で洗濯物を干さない。
 
4.晴れた日には窓を開けて喚起する。
 
 そもそも、畳にカビが生えることを知らないお客様もいらっしゃいます。おそらく畳替えした年の梅雨が空梅雨でカビを経験しなかった事が考えられます。実際、昨年の金沢地方は空梅雨だったのでカビに関する問い合わせがほとんどありませんでした。
 また、畳表の日焼けが進んでくるとイグサが枯れてきている証拠なのでカビが生えにくくなってきます。そして、イグサが完全に枯れきるとどんなに雨が降ろうともアオカビが発生しなくなります。なので、畳替えから時間が経過すればするほどカビに対するリスクが低下していっているのです。
 
 「畳と何とかは新しいほうがいい」という格言がありますが、どうぞ梅雨時期のカビにはご注意くださいませ。
 
 

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