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2020年12月 1日 (火)

襖の貼り替え

12月に入りめっきり風が冷たくなってきました。

月に一回のブログ更新が定着してそろそろ5年を迎えようとしています。

5年前といえば当店のホームページをリニューアルして、

それをきっかけに休止がちだったブログを再開したという事です。

 

 

さて、西田畳店では畳の張替えの他、襖の貼り替えも承っております。

畳だけ張り替えると襖の汚れや日焼けが目立ちますので、

両方を同時にというご要望にお応えして襖も貼替させていただいております。

襖紙は大きく分けて2タイプがあります。

一つは鳥の子色に代表される和紙調の襖紙です。

当店では「ごりん」「コスモス」という見本帳で扱っております。

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ちなみに鳥の子色とは鳥の卵の色を指しているので白っぽいベージュという事になります。

もう一つは織物の襖紙で化繊のものが多いですが、

最高峰の「つむぎ」は絹で出来ております。

当店でよく出るのは「新平成」の中茶色です。

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金沢でよく見かける朱壁にマッチする色合いです。

また、化繊と和紙調の中間という糸入りの襖紙もあります。

当店では「春風」「のぞみ」というカタログで取り扱っております。

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紙に細かい糸が張り巡らされており耐久性と質感がアップします。

 

 

また、貼り替えの際には動きにくくなった建付けの調整をさせていただいております。

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家自体の重みや雪の重みで鴨居が下がってきますので、

戸が動かなくなったお部屋が時々あります。

戸のほうを削ると動きやすくなりますのでご相談ください。

それから、金属製の引手はサビが出て来ますので、

交換させていただいております。

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そのまま、ご使用になるとせっかく貼り換えた襖紙にサビが移ってしまいます。

貼り替えの際に是非とも注意したいポイントです。

 

 

さて、「張り替え」「貼り替え」どちらも「はりかえ」ですが、

使い分けていたのにお気づきでした?

畳は引っ張りの力で張るので「張り替え」、

襖はのりで貼りつけるので「貼り替え」と

使い分けておりました。

日本語は難しいですね。

 

 

 

2020年11月 3日 (火)

畳のへりを差し上げます

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当店の不要になった畳のへりを無料で進呈したいと思います。

畳のへりは少なくとも数百種類以上出回っています。

たくさんの新デザインがカタログに加わる一方で

廃版になるものも多数あります。

畳のへりの最低ロットは10畳分なので

8畳のお部屋を施工するとなると2畳分が半端として残ってしまいます。

別のお客様が同じへりを選ばないまま廃版となるケースが少なくありませんで、

当店にも畳のへりとして使われずじまいの在庫が多くなってきました。

そこで、へりを使った小物などを作る方に差し上げたいと思います。

早い者勝ちでなくなり次第終了とさせていただきます。

半端なので同じものがありません。

なので、オリジナルな小物ができるかもしれませんね。

素材的には自然素材の綿が少しと

ほとんどが化学繊維のポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル系のへりがあります。

 

 

 

2020年10月 1日 (木)

古畳処分を分別するとこうなります

畳を新調して入れ替える場合、

これまでご使用になった古畳を処分しなければなりません。

今回は比較的に新しい畳を処分するということで

解体してみました。

まずは畳表を外していきます。

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ヘリ無畳なのでヘリを取らないで済みました。

ヘリが有る場合はヘリから取り除きます。

畳表を取ると床(とこ)と呼ばれる土台が残りますが、

床も部位に分けて取り除きます。

まずは床下からの湿気から畳を守る裏面材を剥がします。

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この畳の裏面材は青のシートが使われていました。

メーカーによっては白や茶系や黒などがあります。

裏面材を取りと床を縫ってある糸が切れてしまいますので、

あとに残ったインシュレーションボードと

ポリスチレンフォームを簡単に切り離す事ができます。

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この板はインシュレーションボードといって

木質チップを固めた軟質繊維版で出来ています。

なので、素材としては木材の端材を再利用して作られたエコな商品でもあるのです。

最近はわら床に代わってインシュレーションボードとポリスチレンフォームの床が

主流になっております。

昭和40年代頃まではわら床が主流だったと思われますが、

わらの不足やコストの面で少なくなってしまいました。

最後にポリスチレンフォームですが、住宅の壁側や床下に断熱材として使われるものです。

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とても軽い素材で畳の軽量化と断熱性能を上げてくれます。

こちらはきれいに取り分けてメーカーに送り返すと

溶かしてまたポリスチレンフォームとして再生することができます。

少し手間がかかりますが畳を分けてみると無駄の少ない環境に優しい素材だと言えます。

以前のわら床に関しても稲わらを再利用して床にしましたので、

再利用することの伝統は今も変わらない事なのです。

 

畳の解体は畳屋さんでないと難しいのですが、一般の方が畳を処分するには

産廃業者、リフォーム業者、畳店に依頼するのが通常のようです。

ちなみに、金沢市では古畳の戸別収集と自己搬入があります。

戸別収集は古畳を玄関先まで運ばなければなりませんが一畳500円で

引き取ってくれます。

また、自己搬入は金沢市民であればトラックで戸室新保埋め立て場まで運べば

500キロまで1500円で処分できます。

 

2020年7月 1日 (水)

網戸の張替え承ります

金沢地方は6月11日に比較的に早く梅雨入りしましたが、

今のところ晴れの日が多くカラ梅雨の様相を呈しております。

6月後半には真夏日もあり蒸し暑い夏を予感させる日々をお過ごしの事と思います。

これからしばらくは、熱中症の対策が必要な季節となりますが、

今年は新型コロナの三蜜対策としてお部屋の換気も合わせて必要です。

お部屋の換気に欠かせないのが網戸の存在ですが、

やぶれていてはその性能を十分に発揮できません。

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また、アミを固定する「ビート」と呼ばれるゴムが劣化してくると

同じく性能が落ちてしまいます。

それから、そもそも網戸のフレームと窓枠の間にすき間が

あると虫の進入を許してしまいます。

このすき間はフレームの側面に付いている調節ネジを締めたり

緩めたりすることで解消することができます。

それでも小さな虫が入ってくる場合はアミの目を

細かくすることで効果があります。

 

当店でも障子の貼替えなどのついでに網戸の張替えの

ご依頼を受けます。

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4尺(約120㎝)の中窓

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6尺(約180㎝)の大窓

先ほど述べたアミの細かさの他、窓の大きさで

価格が決まりますのでお気軽にお問い合わせください。

巣ごもり生活を少しでも快適にお過ごし

出来ますようお手伝いさせていただきます。

 

2020年6月 1日 (月)

畳のシロアリ被害

先週までの金沢地方はカラッとした五月晴れ

の日が続いていました。

湿気は感じられず、実際に湿度も低かったと思います。

そんなある朝に3年前のお客様から慌てたお声で

お電話をいただきました。

話を聞くとどうも畳が虫に食われたらしく、

すぐにでも見に来てほしいという事でした。

今日の配達は午後だったのですぐに現場に向かうと

古いタンスが玄関先に置かれていました。

このタンスの下の畳がこんな状態になっていました。

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詳しくお話を伺うと

異変に気が付いたのは1年以上前でした。

お部屋の入口付近の畳の糸が切れてきたのに

気づいていたとのことです。

そして、この時は歩いた摩擦で擦り切れたのだと

思いスルーし続けていたとも言いました。

案の定、側面を見るとシロアリの跡が残っていました。

ちなみに畳の下はこんな感じです。

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最近、好天が続いていましたが季節は確実に梅雨へと

向かって移り変わっています。

早速、知人のシロアリ業者さんを手配しましたが

工事がいっぱいで最短で一週間後に来られる

という事でした。

幸いこちらのお部屋で食われたのは

今のところ2枚だけでしたので畳を引き上げて

帰ってきました。

シロアリ駆除が終わり次第に畳も納品する

段取りを組んであります。

 

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2020年5月 1日 (金)

猫と襖

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猫って見ているだけで癒されますよね。

この猫ちゃんもなでなでされて気持ちよさそうです。

わが家には猫がいないので去年にお隣の福井県にある

通称猫寺と呼ばれる「お誕生寺」に行ってきました。

 

こんなかわいい猫ちゃんですが、和室に入ってくると

時としてやんちゃないたずらっ子になってしまいます。

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ご覧の通りに襖に爪のひっかいた跡が

あちこちにつけられてしまいました。

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この子が犯人です。

かわいいですな。

猫に言葉が通じるわけもなく渋々貼替えを

ご依頼されるお客様がたくさんいらっしゃいます。

そんな時に試していただきたいのが

見本帳「ごりん」巻末にあるビニール系の襖紙です。

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本来は水回り用の襖紙なのですが

表面が硬いので爪が通りにくくなっています。

色味や柄はクロス柄に近いものから和紙調の

ものまでありますので和室にも対応していると思います。

 

 

 

2020年4月 1日 (水)

お洒落なクロスはデザイン貼りで

先月に引き続き壁紙の貼り替えの依頼を受けました。

金沢市内でもコロナの影響で外出を控えているせいか、

お部屋の汚れに気が付く機会が多くなっているようです。

お部屋を拝見すると新築時に施工したクロスと畳が

日焼けや長年の汚れが目立っておりました。

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そして、クロスが腰壁のように2色に分かれて施工されていました。

このようなクロスで模様を変えるのを「デザイン貼り」といいます。

施工に手間がかかるので少し割高の料金となります。

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こちらが完成のお写真です。

イメージは近いものでというご要望でしたので、

今あるカタログから2色選ばせていただきました。

棚のお荷物など前日に片付けていただき

大変スムーズにお仕事させていただきました。

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畳は樹脂素材でというご要望なのでセキスイ「美草」の

リーフグリーンを採用しました。

従来の緑に比べて柔らかくイグサ自体にも近い色合いだと思いました。

お部屋全体が明るくなりました。

畳だけを替えると壁や襖の汚れが目立つよね

という感想をよくいただきます。

一度に両方替えられると気持ちよさが格段に違いますね。

2020年3月 8日 (日)

塗り壁から漆喰調のクロス張りにして明るい和室になりました

金沢市内もだいぶ春めいてきたように思います。

今シーズンは総積雪が17㎝と暖冬傾向だったこともあり、

昨日スタッドレスタイヤからノーマルタイヤに交換してしまいました。

いつもよりかなり早めに思いましたが、

積もったら乗らないと決めてしまえばOKです。

 

さて、先日は壁紙と襖と障子の張替えの依頼がありました。

海外から娘さんが帰国するのにお部屋を模様替えしたいとの要望でした。

畳に関しては数年前に表替えしたばかりだったので、

汚れが目立つ壁紙や襖を明るくきれいにしたいというご依頼です。

最初にお部屋に伺ったときはこんな状態でした。

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柱が見える真壁の和室で長年の使用とカビで

塗り壁の表面がかなりくすんできたのがわかります。

当初は壁の塗り替えも検討しましたがポロポロ粉が落ちるので

クロスに変更できないかという相談に変わっていきました。

その為には塗り壁に直接にクロスはくっつかないので

クロスを貼る下地を作ります。

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このように上から張り付けるので壁の厚みは増しますが、

もともと柱の厚みがありますので

お部屋の使い勝手としては影響ないと思います。

あとはクロスを貼って襖と障子を戻したら完成です。

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漆喰柄の白のクロスを選びましたので

明るいお部屋に生まれ変わりました。

真壁のお部屋でクロスを貼ると

クロスの継ぎ目を少なくできるのが利点だと思います。

本来ならば継ぎ目になるところに柱があるので

継ぎ目を作らずにクロスを貼ることが出来ます。

少しお部屋が薄暗く感じてきたら

壁紙を貼るのもいい選択だと思います。

比較的に低予算でかなり雰囲気を変える事ができました。

ご依頼いただいたお客様にも大変よろこんでいただきました。

 

残念ながら、最初に申し上げた娘さんが

新型コロナの影響で帰国できなくなってしまいました。

早く、コロナの感染が終息することを願っております。

 

2020年1月14日 (火)

畳はファンヒーターが苦手

令和2年がいよいよスタートしました。

自分は4回目の年男を迎え節目にふさわしい

一年になることを予感しております。

オリンピックイヤーでもあり何となくワクワクしたお正月を

迎えた方も多かったのではないでしょうか?

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さて、ふと我が家の畳を見てみると

表面がささくれていました。

普段はそんなに意識していませんでしたが

よくよく見てみるといつの間にか

毛羽立っているのがわかります。

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まだ、使い始めて5年3ヶ月です。

少し早いような気もしますが、畳のその先で

この子が頑張っておりました。

Photo_20200114153301

この子の正体はファンヒーターです。

畳がファンヒーターに弱いのは分かっていましたが、

わが家の居間は少し狭くてこの場所

が彼のベストポジションで常に温風を畳にあてておりました。

分かってはいるけど・・・・。

ラグマットなどで直接に風が当たらないように

するのがいいです。

また、間取りが広ければファンヒーターの位置を

変えるという事もできます。

お客様にはいつも説明させていただいていましたが、

わが家に対しては少し無頓着だったようです。

 

2019年12月31日 (火)

266㎝の畳を表替えしました。

 早いもので今年も最後の一日となりました。

本年もたくさんのお仕事を頂き、無事にお正月を迎えられそうです。

今年は平成から令和へと時代が変わり、消費税の税率も10%へと変わりました。

また、災害の多い年で被災地ではまだまだ避難生活を続けている人々がいます。

「せめて年末年始だけでも畳の上で過ごしてもらいたい」という

ボランティアスタッフの想いに賛同して

当店では微力ながら中古畳を40枚、被災地に提供させていただきました。

 

 

年末は毎年のことながらお正月準備にまつわる畳や障子の張替えが集中して

12月の投稿が本日になってしまいました。

さて、先日ですが2メートル66センチの畳が当店にやってきました。

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こんな感じで横の普通の畳と比べても特別に長いのが分かります。

なぜ、こんなに長い畳が必要なのかと思いますが、

答えは2メートル66センチの床の間がありまして、

その長さに合わせて特注で畳が作られていたからです。

ただし、一つだけ問題がありまして、当店の機械は

2メートル10センチの畳までしか入らないのです。

さて、どうするか?

半分に切って納めるのか?

昔ながらの手縫いでひたすら縫うのか?

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これは「サンダー」というポータブルの畳を縫う機械です。

本来の目的は現場で縫う時に用いられてきました。

この機械は機械自体が小型なので畳の上をガイド板に沿って移動しますので、

ガイド板をずらしてセットしていけばエンドレスに縫うことが出来るのです。

一年に数回しか使いませんが頼りになる一台です。

畳も大掃除の一日前に無事に納品させていただきました。

 

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