2007年10月 7日 (日)

ひのきベッドのフレームに得意のへり無し畳をはめ込みました

Photo今年の春先にひのきの畳ベッドのフレームを作ってもらいました。

畳一は畳屋なので当然ながら畳の部分は自ら担当しました。製作当初は普通のへり付きの畳をはめ込んでいたのですが、またまた遊び心が出てきてしまい細くカットしたへり無し畳を入れることにしました。

このフレームはシングルサイズなので普通の畳だと一枚がすっぽり入る大きさです。ですが・・・、一枚の七等分の大きさに細くカットしたへり無し畳を7枚はめ込んであります。畳っぽくなくてなかなかデザインも気に入っています。淡いグリーンと無垢のひのきの色調もバランスよく上品なベッドになりました。ただし、一枚の畳を七等分にして手っ取り早くつくっても良かったのですが、そこはエコロジストの畳一で寸足らずの余った材料だけで作りました。

完成は夏の前になったのでいつもより快適に熱帯夜を過ごすことができました。特に今年は金沢でも猛暑日が連続して寝苦しい日々が続いていましたが、畳ベッドの適度な硬さとひんやりした肌触りで体感温度を下げてくれました。いつもならエアコンのスイッチを入れたまま寝ていたのですが、今年の夏はほとんどエアコン無しで朝まで眠ることができました。

さらにこのベッドにはちょっと驚く別の機能が・・・。うまく機能したら発表しますね。

2007年3月 3日 (土)

DIYの畳ベンチが完成しました

Photo_253 数週間前から取り掛かっていた”畳ベンチ”が完成しました。正確に言うと畳ベンチの畳が本日になって仕上がりました。

ベンチ本体の木の部分はすでに作ってあったのですが畳を能登産ワラ床仕様で手縫いしていたために完成が伸び伸びになっていました。

3つ前の投稿で紹介していたワラ床がそれです。その時に完成写真を見せてほしいというコメントをいただいていたのでやっと約束が果たせました。

畳をまくると収納ボックスになっているのが特徴です。おかげで玄関周りが少しすっきりしたような・・・。

整理整頓にも一役買いましたよ。

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2007年2月26日 (月)

お雛様の台座を畳で作りました

Photo_252 今年もひな祭りが近づいてきました。

わが家のお雛さまは飾られなくなって久しいのですが、今日はお雛さまの台座を畳で作る仕事をしました。

去年の年末から依頼を受けていたのですが、この度お雛さまの本体が完成したということで急いで二枚の台座の製作に取り掛かりました。量産品ではないので二枚で半日ばかりを費やして完成させました。

側面の”へり”の部分は和紙でくるんでつくりました。畳表はへり無畳に使われる”目積(めせき)”という種類のものを採用しました。

さて、今回この台座を依頼してくれたのは和紙専門店の「プルミエ」さんです。へりの部分に提供してくれた和紙はもちろんのことお雛さま本体も全て和紙で作られています。写真では大きさが分かりにくいのですが台座は30㎝×40㎝なのでそんなに小さくはありません。

尚、現品限りということですがお雛さま2体と屏風のセットで1万円だそうです。早い者勝ちですね。

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2007年1月15日 (月)

「小松表」は色白なのが特徴

Photo_247 「畳は青いほうが上質」

世間では畳の品質は青さで測られるているようですが、色白の畳表を作り続ける地域があります。

石川県小松市では僅かな生産量ながら白っぽい畳表を生産しています。昨年の投稿では生育状況を数回に分けてご紹介させていただきました。

その白い畳表がいよいよ畳として出荷されるときが近づいてきました。写真では左側の畳が小松表です。他の産地の畳表と比べて明らかに白いのが分かります。

その特徴は寒い気候に由来するもので”茎”が太くて短く育つためです。長さが短いので根元の白い部分が多く見えているのです。

また、一本一本のイグサが太いので丈夫で長持ちする畳に仕上がります。

冒頭の「畳は青ければ青いほうがいい」という認識は消費者の間に広く浸透していますが、私は”青さ”は畳の品質の中ではそれほど重要視しておりません。”青さ”が保つのは畳の一生から見るとほんの一瞬でしかないからです。それよりもイグサそのものの質や畳表としての”織り”の品質のほうが重要だと考えています。

畳表にもいろんな特徴があり多様な価値観に応えるように作られているのです。ただ小松表は生産量が極めて少ないので全国的な広がりを見せることはないでしょう。

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2007年1月 5日 (金)

畳の上の万年床はよくないですよ

Photo_244 金沢では元日より5日まで連続して晴天が続いています。予報では晴天は元日のみだったので、いい方に予測がはずれた格好となりました。

いつもだったふとん乾燥機が大活躍するのですが、ここ数日の陽気に誘われて干しちゃいました。まさか北陸で冬場にふとんを干せるとは思っていなかったので驚きです。

さて、畳の上にふとんを敷いてお休みになられている方にご注意なのですが、万年床は禁物です。毎日体内から発散する水分がふとんを通じて畳まで達してしまうのです。

まさか、と思った方がほとんどだと思いますが、毎年腐食してしまった畳を取り替えさせていただいています。

一晩で体内から排出される水分は汗や呼気などで、その量は1リットルを超えるのです。この状態が何日も続くうちに畳が腐食してしまうのです。

対策としては寝る位置を毎日変えるとかも考えられますが、ふとんにしみ込んだ湿気はそのままになってしまうので布団乾燥機でふとんをホカホカに温めるほうがいいです。天日干しするのが理想的ですが冬の日本海側では天候的にほとんど不可能だと思われます。そういう意味では今日の晴天はラッキーでした。

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2006年12月11日 (月)

畳の上に冷蔵庫を置くと大変な事に!

Photo_242 こちらはとある独身寮の一室で使われていた畳です。どうやら畳の上に冷蔵庫を置いていた模様です。

最近では住宅の洋風化が進み和室のない家が多くなりました。このような家に親元を離れるまで住んでいると畳の使い方を知らないままで実社会に出てしまうことになります。

冷蔵庫を畳の上に直接に置くという行為もまた畳を傷める誤った使い方だと言えるでしょう。冷蔵庫の中の汁物がこぼれたり、コンプレッサーの液がしみ出して畳の表面にシミが出来てしまいます。フローリングの上であればふき取ることもできる汚れでも畳の上ではくっきりとシミが残ってしまいます。さらに発見が遅れると内部の床の部分にまでしみ込んで床が腐ってしまうことがあります。

写真ではシミになった部分にカビが発生していました。幸いにも発見が比較的に早かったために表替えすることできれいに元通りになりました。

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2006年11月17日 (金)

今日の戦利品・・・?

Photo_240 こちらは賃貸住宅の表替え工事をするお部屋です。

畳を引き上げるとホコリといっしょに十円玉が出てきました。全部合わせると51円になりました。

へそくりにしては額が小さすぎますがどうしてお金が畳をまくると出てきたのでしょう?

ヒントは畳の寸法にあります。

畳は時間とともに寸法が縮む性質があります。そして畳が小さくなることで畳と畳、畳と敷居の間に隙間が出来てしまうのです。

実際このお宅では3~5㎜程度の隙間が出来ていて数年分のホコリが溜まっていました。

西田畳店では表替えの際にこの隙間を埋める工事を得意としています。見た目にもきれいですしホコリが溜まりにくい衛生的なお部屋作りをお手伝いしています。

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2006年10月12日 (木)

新作ベッドはひのきのフレームに”ひのき畳”

Photo_232 マイスターマトバさんからまたまた畳ベッドの畳の注文が入りました。

今回のお客様は素材にかなりこだわりがあるらしくフレームだけでなく畳に関しても”ひのき”をご希望されました。

畳床には東濃産のひのきを用いて作ったひのき床になっています。ひのきの間伐材をチップ状に加工したものを圧縮して畳床に生成します。適度に弾力がありベッドの硬さとしては”わら床”よりも心地よく仕上がっています。さらに湿気の吸放出性に富み、睡眠中の汗を吸収する性質があります。まさにベッドのために作られた畳床なのです。

このひのきの畳床をへり無畳にしてフレームに納めさせていただきました。

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2006年10月10日 (火)

”拝敷”の完成図

Photo_229 先日の技能まつりで畳一が作った”拝敷”です。お仏壇の前に座る時に敷いて使います。

90センチ四方の畳表に”紋べり”という丸い紋様が入ったへりを取り付けます。となり合うヘリとへりの”丸”の位置を合わせるのに技術が要ります。丸が欠けていたり、ずれていると製品として販売することができなくなります。

ゼッケンがあるのは仕上がりの出来具合を決める競技会として行なわれたからです。残念ながら畳一は上位二名には選ばれませんでした。

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2006年10月 6日 (金)

チャタテ虫は害虫ではないよ

Photo_227 昨日は技能検定に合格の報告にたくさんのお祝いのお言葉をいただきありがとうございました。皆様のあたたかい励ましにここまで頑張ってこれました。感謝です。

さて、今日の本題ですが、先日より相談を受けていた虫の種類が判明しました。現場となったのは築後4年を経た木造住宅でした。聞くところによると雨戸を締め切ることが多いとの事でした。今年の金沢は梅雨の長雨が続き、湿気がお部屋にこもりやすい状態となっていました。この時期も雨戸を閉めたままのことが多かったそうです。そのため新畳から4年が経過しているのにもかかわらずカビの発生が確認されたそうです。それほど今年の雨は激しかったということです。

そして、相談を受けていた”虫”ですが、伺った当日もたくさん出てきました。一見してチャタテ虫だと思ったのですが、御施主さまがダニではないかと強く疑いを持っていたためサンプルを採取して保健所に持ち込みました。結果はやはり”チャタテ虫”とのことで、駆除方法も教えていただきました。そもそも”チャタテ虫”は害虫ではないので、いくつか文献を調べてみましたが駆除に関する記述はありませんでした。写真はサンプルを判別するときに用いた文献で安富和男・梅谷献二著「衛生害虫と衣食住の害虫」です。

以下は保健所が示した駆除方法です。

・畳を虫干しする

・掃除機で吸い取る

・殺虫剤を吹きかける

そもそも畳に生えたカビを食べる虫なので、除湿機をかけるとかお部屋の換気をするなども効果的だそうです。

害虫ではないにせよ1畳あたり10匹近く出てくるので気持ちが悪いのは分かります。

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2006年9月30日 (土)

多目的ホールがあっというまに畳の宴会場に

Photo_225 昨日の間に製作しておいた建材床N型の敷き込み風景です。製作の模様や材質については昨日の投稿を参照していただければと思います。

今日はこちらの3間×4間半で27帖のカーペット敷きのお部屋にその畳を敷き込みました。普段はテーブルとイスによるパーティに使用するお部屋でしたが、畳敷きの宴会場が必要だということで依頼を受けました。

畳の重さは約7㎏の軽量で、女性の方でも持ち運びが出来ます。サイズも全て同じ寸法で作られていますので汚れが付着した畳を目立たない場所の畳と交換することも可能です。ただし、お部屋を仕切るパーテーションに”曲(くせ)”があったので一部だけ寸法がきつくなっています。畳の出し入れをしやすくするために寸法をあまめに作っていたのですが少し残念です。

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2006年9月29日 (金)

建材畳床N型

I JIS規格で言うところの”建材畳床N型”を作っていました。

建材床N型とはクッション材と補強材とポリスチレンフォームで作られた畳床です。写真はその内部が隠れてしまう前の施工中に写したものです。上から畳表、黒く見えているのがクッション材、薄い茶色のベニア板が補強材で白く一番大きく見えているのがポリスチレンフォームです。

特徴はとにかく軽いということです。全体の8割以上をしめる部分にポリスチレンフォームを使用し一枚あたり約7㎏の重さに抑えています。稲ワラ床で約30㎏の重さがあり、比較すると4分の1以下ということになります。用途は仮設の畳として使われます。敷いたり、引き上げたりを繰り返すので軽量であることが求められます。今日はこのような畳を27枚作っておりました。

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2006年9月21日 (木)

畳の鋭角カットは高等技術

Photo_218 こちらは鋭角にカットしたへり無畳です。畳表は和紙素材の「綾波」を採用しました。

施工する上で畳が石材や木材と大きく異なる点があります。石材や木材は目的とする寸法にしたがってそのままカットします。一方、畳はカットした心材に畳表を張り付けるため、心材を寸法通りにカットすることができません。すなわち、畳表の厚さを除いた大きさで心材をカットしなければならないのです。このことが畳を鋭角や変形に加工することを難しくしています。

最近では間取りが複雑化することによって変形の畳も増えてきました。西田畳店でもそんな要望に応えるべく試行錯誤を重ねてまいりました。当店での施工例です。

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2006年9月19日 (火)

古民家再生のほぼ完成図

Photo_216 neoさんいつもコメントありがとうございます。以前ご紹介させていただいた古民家再生工事の畳を敷き込みました。リクエストにお答えして別の角度からお見せします。

先日写した同じお部屋ですが反対方向から撮影しました。入り口ドアと畳コーナーが見えています。二世帯住宅として再生するお宅の2階リビングです。子世帯が使用するらしく白を基調とした壁面とフローリングの空間になっています。畳コーナーは近頃増えてきたへり無し畳を敷き込んでありあます。

ちなみに1階部分は60畳の大広間になっております。

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2006年9月16日 (土)

ひのき畳とひのきベッドのコラボレーション

Photo_213 今日の西田畳店は”ひのき”の香につつまれました。

ベッド用のひのき畳を作っていたからです。このひのき畳の床(心材)は岐阜県の飛騨フォレストさんで作られています。間伐材のひのきをチップ状に加工し、圧縮して畳床に生成されます。写真はその”ひのき床”をカットした切断面です。切断する度にひのきの香が工場中に広がりました。いぐさの香が染み込んだ西田畳店の店内にしばし森林浴のひと時が訪れました。

さて、この”ひのき畳”ですが金沢の”マイスターマトバ”さんで作られている”檜ベッド”のフレームに納まります。正に檜づくしの贅沢なベッドになります。納品は来週の予定なので当日が待ち遠しいです。

「マイスター・マトバ」さんのサイトはこちらです。

「マイスター・マトバ」

〒920-3117 金沢市北森本町ニ88

TEL 076-258-0057  FAX 076-258-1057

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2006年9月14日 (木)

斬新なデザインで古民家を再生

Photo_211 築70年は超える古民家の改築工事に参加しています。

4月より続いている大工事で今月にようやく2期工事が終了する予定です。畳の敷き込みは全て2期工事に含まれ、来週初めの敷き込みに向けて製作に取り掛かっています。

写真は二世帯住宅の子世帯が住まうリビングの天井付近を撮ったものです。半世紀以上の間この家を守り続けてきた梁がそのまま見える状態になっています。デザイン的にもいい感じですが、思い出の一部分が見え隠れするいい演出だと思います。

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2006年9月 8日 (金)

畳は乾湿感が快適性を決定する

冷たいシーツに包まれた布団に入った瞬間に感じる肌触りの気持ちよさは誰もが体験したことのある快感だと思います。この時感じる肌の感触を「乾湿感(かんしつかん)」と呼びます。

乾湿感は畳の快適性を左右する重要な因子で、乾燥した畳は人間の肌に快適な感触を与えてくれます。夏場では、乾いた畳の上を歩くとひんやりとした足ざわりで気持ちよく感じることが出来ます。逆に冬場ではフローリングから乾燥した畳の上を歩くと適度な暖かさを感じさせてくれます。これも乾湿感に起因する快適性によるものです。

一方、畳が湿気を含んでくると熱伝導率が高くなり保温効果が下がって冬場では冷たく感じることになります。したがって冬季に湿気た畳の上を歩くと冷たく肌触りが悪くなってしまいます。北陸など日本海側では冬場も湿度の高い日が続くので注意が必要になります。

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2006年9月 4日 (月)

畳敷きの和室で勉強するには

Photo_204 畳一は中学生のころ和室が勉強部屋でした。そこに机と椅子を持ち込んで夏休みの宿題や受験勉強に励んでいました。

そして畳の上で椅子を使うと畳の表面が早く擦り切れた思い出があります。今考えると、椅子の足やキャスターは小さな面積で床に接しているので畳にかかる抵抗が大きくなってしまいます。そのため、椅子を引きずると畳表の表皮がむけて毛羽立ってしまうのです。

こんなお部屋のためにと考えて作ったのが写真のチェアーマットです。硬い心材に美草(みぐさ)というプラスチック素材の畳表を張り付けてあります。これを椅子の下に敷くことによってお部屋の畳を守ることができるのです。大きさは90センチ四方で厚さは約8ミリに仕上がっています。

製品は出来上がったのでネーミングを考えてみようと思います。次回のグループコンサルティングの時に相談してみます。

『アイデアは32個からすごくなる』ですよね。

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2006年8月30日 (水)

畳ベッドにへり無し畳を敷き込みました

Photo_198 今日は午前中から小松市内にある「生活アート工房」というギャラリーを備えた家具工房へ”へり無畳”を持っていきました。

この”へり無畳”は畳ベッドに敷きこむもので市松模様になるように作られています。写真の畳ベッドはギャラリー2Fにある展示室で写したもので、お部屋の照明に照らされて淡い市松模様が浮かびあがっています。

ベッドのフレームは無垢の”くるみ”を使用し、”米ぬかワックス”という自然塗料で仕上げてあるそうです。温か味のある素材にお洒落なデザインを施した自然素材のベッドです。そして無垢のフレームに囲まれるように敷きこまれているのが畳一の”へり無畳”です。

さて、こちらの畳ベッドを作る「生活アート工房」さんのサイトはこちらからです。

http://www1.ocn.ne.jp/~s-art/

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2006年8月29日 (火)

ダニは地球の掃除屋さん

時々、室内の畳で大発生するダニも大切な地球の一員です。

私達人間を含め全ての生き物は有機質を摂取しないと生きていけません。小さな生き物は大きな生き物に食べられ、大きな生き物はさらに大きな生き物に食べられます。植物以外の動物は自分より小さな動物を食べることによってしか有機質を取り込むことができないので、生きていくために別の生き物を食べて暮らしています。

この食物連鎖の末端にいるのがダニをはじめとする小動物です。

有機質を作り出す植物を「生産者」、植物の作り出した有機質を食べる動物が「消費者」であるならば、死んだ動物を無機質に戻すのが「分解者」であるダニ達なのです。したがってダニのいない世界では生物の死骸だらけのごみ溜め場になってしまうのです。

ここで話を室内に戻します。

ダニの発生しやすい環境は気温25℃で湿度70%以上で住宅の室内環境と似通っています。そのため畳や布団、カーペットなどで時々ダニが大発生してしまいます。したがって畳のお部屋にダニを大発生させないためにはまず、室内の換気が不可欠といえます。そして、ダニのエサとなる食べこぼし等のゴミを放置しないことも重要です。こんなちょっとした気配りで畳ライフをグッと快適に過ごすことができます。

冒頭の食物連鎖によるとダニを一掃するのは現実的ではありませんので、ダニの発生を抑制する室内環境を整えたいものです。

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2006年8月24日 (木)

畳の”小上がり”がリビングの真ん中に

Photo_193 先日敷き込みを終えたリビングの畳コーナーです。

間取り的に説明するとリビングのちょうど中央に広さ3帖の小上がりになっているスペースです。通常畳コーナーといえばお部屋の片隅に追いやられている場合がほとんどですが、こちらのお宅ではほぼ真ん中に配置されています。

畳はへり無し畳の「綾波」を半畳にして6枚敷き込んであります。セミダブルのベッドより一回り広くなっていますので、ごろ寝するのに丁度いいと思います。テーブルを置くには少し狭いのが残念ですね。

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2006年8月18日 (金)

やはり今年の湿気は強烈だった

Photo_187 写真は使用後3~4年の比較的新しい畳表です。この度”裏返し”を計画していましたが、ごらんの通り裏側にカビがびっしり生えていました。

表面は日焼けはしているものの乾燥しておりきれいな状態を保っていました。表面からは全く湿気がこもっている様子は感じられませんでしたが、畳表をはがしてびっくりです。

聞くところによるとこのお宅は夫婦共稼ぎで普段は締め切った状態が続いているとのことでした。おそらく今年の梅雨の湿気でカビが生えてしまったのでしょう。表面にカビが生えても裏側は助かっている場合のほうが多いので稀なケースといえるでしょう。とりあえず風通しをよくして湿度を下げることが肝要かと思われます。

この畳に関しては残念ながら表替えに切り替えていただきました。

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2006年8月17日 (木)

家具の採寸は慎重に

とある新築現場で畳の採寸をしていました。採寸を始めてしばらくすると施主と思われる一家が現場にやってきました。完成・引渡しまで約一週間となってうれしくてたまらないといった感じでした。現場には畳一と設備屋さんがいましたが、お客様にいち早く気が付いた畳一は元気よく声をかけることにしました。

畳一 : 「こんにちは」

お客様 : 「こんにちは。ご苦労様です。」

お客様 : 「中見せてもらっても大丈夫かな?」

畳一 : 「はい、大丈夫です。」(たぶん)

明らかに建築主風の家族だったのとほとんど仕上げ工事が終わって危険が無いと思われたので快く承諾していました。その後は家族で自由に見ているようでした。そのうち、家具の配置について若夫婦が思案していました。家具の位置から大きさや色など楽しそうに模索していました。家作りで一番楽しいのはこういう時期なんだなーっていう雰囲気がありありと伝わってきました。購入する予定の家具も決まりかけているようでお部屋の寸法を測っておられました。ところが、予定の家具が寸法に合わないらしくご夫婦の様子が険悪な感じに変わってきました。

ちょうど畳の採寸が終わったので見て見ぬ振りをして帰ってきました。いい雰囲気のままだったら、畳に家具を置くときのアドバイスや結露しない配置計画を教えるつもりだったので少し残念でした。

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2006年8月 3日 (木)

目積(めせき)というへりなし畳にもカビが生えました

Photo_177 入居後一年のお宅よりカビの相談を受けました。

話しぶりから想像してかなりの被害が出ているものと思って訪問したところ、畳表に関してはほとんど無傷の状態でした。

カビの生えた部分は電話でアドバイスしたとおりにきれいに拭き取ってあったので全く形跡がありませんでした。ただし心理的な嫌悪感があるらしく表替えを強く希望されていました。ただし、実際に表替えすると畳表が新しくなって、さらにカビが生えやすい状態になります。この点については納得していただいたので、表替えする代わりに天日干しとアルコール消毒をすることに落ち着きました。

幸い先週末に梅雨明けしていたのでこれでカビが生える可能性は低いと思われます。念のためカビの生えない和紙素材の畳表も提案しておきました。

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2006年7月31日 (月)

板入れ手縫い畳の敷き込みに行きました

2006_07310101 今日の午後は技能検定の練習用の畳として発注してくれたW氏邸へ敷き込みに行ってきました。M氏邸に続いて2邸目の納品となりました。製作は終わっていましたが日程が合わずに今日まで敷き込みが伸び伸びになっていました。ちょうど昨日梅雨明けを迎えたということで絶好の畳替え日和になりました。

敷き込み中は小学生のお子様が興味深げにながめていました。畳替えは初めての経験だったということで夏休みのいい思い出になったのではないでしょうか?

検定、敷き込みともに無事終えることができ今日は一先ずホッとすることができました。出来栄えはというとやはり不陸がいくつか発生していましたので丁寧に不陸調整させていただきました。ちなみに寸法的には隙間なく敷き込みできました。

今回、畳を発注してくださったW氏とそのご家族には大変感謝しています。本当にありがとうございました。

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(有)西田畳店  西田真太郎

〒920-3114 金沢市吉原町へ110

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2006年7月20日 (木)

畳にチョコレートのシミが・・・。

先日畳替えさせていただいたお宅からチョコレートに関する問い合わせがありました。正確に言うと、畳に付いたチョコレートのシミを何とか消す方法を教えてほしいという内容でした。

畳にとっては敷き込みから一ヶ月も経たない出来事としては最悪のアクシデントですよね。もちろんお客様にとっても後悔してもしきれない出来事だったと思われます。2歳くらいのお子様がチョコレートをこぼしてしまったとの事なので、怒るわけにもいかず当店に相談があった次第です。

まだ現場を見ていないのですが、おそらく溶けたチョコレートが畳表の”目”の中に入っている事が予想されます。完全に拭き取れていないのでシミになっているのではないかと思われます。

とにかく一度伺って状況を見てみたいものです。洗剤や漂白剤などは新たなシミの元ですから何もつけてないことを祈っております。

そういえばチョコレートシミって初めての経験ですね。

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2006年7月19日 (水)

畳と亀の関係

Photo_168 昨日は”かめ”がいきなり現れて驚いてしまいましたが、亀と畳には少しばかり関係がありました。

日本の伝統的な文様に「亀甲(きっこう)」があげられます。この文様は亀の甲羅をモチーフにデザインされています。そして伝統的な畳の”ヘリ”もこの亀甲の文様を取り入れたものがあります。

写真は我が家の茶の間で採用させていただいた「亀甲」の”へり”です。今年の春に表替えしたお部屋ですが、たまたま亀甲のへりが付いていました。

最近ではへりといえばパステル調の無地が主流ですが、伝統の日本文様もいいと思います。伝統文様で畳の”へり”に多く採用されているのは「亀甲」のほか、「七宝(しっぽう」、「花菱(はなびし)」、「網代(あじろ)」などがあります。

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2006年7月15日 (土)

縁(へり)の部分は熱に弱い

Photo_164 やっちゃいましたね。

アイロンを置いた部分だけくっきりと”へり”がとけてしまいました。

へりの素材は主にポリエステル、綿糸、ポリプロピレン、ポリエチレンで構成されています。天然素材は綿糸のみで圧倒的に化繊が多数派を占めています。化繊は褪色に強い反面、熱に弱い性質があります。

一方、アイロンの大きさから想像すると畳表の部分にも熱が伝わっているはずなのですが、畳表は比較的に熱に強いため、無傷で済みました。もちろん長時間放置すると畳表の部分でもこげ跡がついてしまいます。

今回は発見が早かったので”へり”の被害だけですみました。

どうぞ、アイロンがけの際は”へり”の焼け焦げにご注意くださいませ!

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2006年7月14日 (金)

畳の小上がりに寝転がると吹き抜けが見上げられます

Photo_163 吹き抜け越しに二階より小上がりの畳コーナーを撮影しました。

こちらは畳の敷き込みを終えたばかりの新築住宅です。リビングに隣接して畳コーナーがあります。畳はへり無し畳の「綾波」が選ばれました。一段上がった”小上がり”になっており、疲れた体を癒すくつろぎの空間に仕上がっています。見上げると吹き抜けから二階の様子が垣間見れます。

「綾波」は和紙素材の畳表でカビやダニに強い素材です。写真の黄金色は和風・洋風の区別なくマッチする色合いで人気があります。へり無し畳をご注文の際はごうぞご検討に加えてくださいませ。

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2006年7月12日 (水)

畳表をひっくり返す瞬間を見ていただくと”裏返し”がよく理解できます

Photo_161 昨日は”裏返し”を勘違いした例をご紹介しましたが、本日は本当の”裏返し”をお見せします。

裏返しをするにはまず、へりを切り取って畳表(ござ)をはがせる状態にします。写真はまさにへりを取り除いたところです。

そして、畳表をはがしていくときれいな裏側が見えてきます。さらに最後まではがして、きれいな面を上側にします。それから、再びへりを縫い付けてると完成です。へりは新調しますので違ったデザインの物を選ぶと気分転換にいいと思います。

<裏返しのキーワード>

「畳表は一旦はがす」「へりは新調」

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2006年7月11日 (火)

畳をひっくり返しても”裏返し”にはなりません

Photo_160 「”裏返し”って畳をひっくり返すものだと思っていた。」とおっしゃるお客様がいました。

「では、畳をひっくり返してみますね。青いでしょう。」

こちらはただ今製作中の手縫いの畳の裏側です。畳表(ござ)が張られているのは表面だけで裏側は青いシートが張られています。シートの他、ワラや糸が複雑に重なり合っています。青いシートはポリプロピレンがラミネート加工された紙で床下の湿気からワラを守ってくれます。写真で見えているワラは”返しワラ”といって畳の厚みを調節する働きがあります。

ちなみに”裏返し”はいったん取り外した畳表をひっくり返す工事です。

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2006年7月 8日 (土)

日当たりがいいお部屋では畳の日焼けが早いです

Photo_158 畳替えした時の青畳の色ってきれいですよね?

イグサの香もお部屋中に広がって気持ちのいいものです。

ところが日当たりのいいお部屋にテーブルや座布団を置いておくと家具の跡が残ってしまうことがないでしょうか?

写真は小畳ですが花瓶を置いた跡がくっきり残ってしまいました。この小畳は<Joe>という東京の長南畳店さんに作っていただいたものです。どうもすみませんでした。大切に飾ったつもりでしたが、同じ場所に長く置いておいたのが原因で日焼けしてしまいました。

イグサが褪色するのは紫外線が原因ですので、レースのカーテンや障子で直射日光を遮ることが日焼け跡を防ぐ有効手段です。全体的にある程度日焼けしてしまえば部分的に家具の跡が残ることはありませんので、畳替え後は直射日光に対するお手入れをお忘れなく!

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2006年7月 7日 (金)

いちばん畳がへこむ場所はお部屋の出入り口

Photo_157 最も畳がへこんでしまう場所をご存知だろうか?

えっ、タイトルに書いてあるって。

そうです、写真のようにお部屋の出入り口が踏まれる頻度が高く、畳がへこんだり、柔らかくなってしまいます。写真は極端な例ですが、敷居と畳の高さを比べると約1㎝程度の段差ができてしまっています。

こちらのお部屋の先日に畳の表替えをさせていただいたので、敷き込みのついでに不陸調整をさせていただきました。不陸調整(ふりくちょうせい)とは畳と畳の段差に当て物をして同じ高さに調節することです。畳と畳の段差だけでなく畳と敷居の段差にも高さの違いが生じるので不陸調整をして高さを合わせます。

畳床が柔らかくなってくると段差が出来やすくなりますので、畳替えを検討する時期かもしれませんね。

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2006年7月 5日 (水)

雨が続くと畳のカビが心配です

Photo_155 今日の金沢は雨でした。最高気温は21度と少し肌寒い一日となりました。

今日のような日の為に先月あたりから畳替えの際にこんなご注意を促してきました。

「これから梅雨に入ってカビが生えやすくなりますので、晴れた日には出来るだけ風通しをよくしてください。」

ところが北陸地方では梅雨入り後も晴天が続いていましたので、もう一度こちらのご注意を思い出していただきたいと思います。

それからワンポイントアドバイスとしてエタノールの入った除菌スプレーを吹きかけることでカビの発生を抑制することが出来ます。写真はキッチン用洗剤売り場で見つけた除菌スプレーです。300ml入りを350円で購入しました。このスプレーをまんべんなく畳に吹きかけます。15分くらいで蒸発してしまいますので取り立てて拭き取る必要はありません。

ちょっとした工夫で面倒なカビの始末を省くことができます。あまったエタノールはキッチンの除菌用としてそのままお使いいただけます。

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2006年7月 4日 (火)

和風のオーダー家具

Photo_154 以前「目押し定規」という畳製作に使う道具を作っていただいた家具デザイナーの甲斐 晋氏の作品をご紹介します。

5月29日の投稿でホームページにリンクさせていただいていますが、実際の作品も見せていただいたのでUPしました。

ほとんどの作品が洋風のコンセプトに基づいて作られていますが、一つだけ和のテイストを感じさせてくれる作品が目につきました。それがこちらの座椅子と座卓です。こんな家具を置くだけで平凡な和室もお洒落な空間に早変わりします。形や大きさ、色などはオーダーに応じて作りますのでいろんなタイプの和室に合わせることが可能とのことです。

甲斐 晋氏が代表を務めるFREYのホームページです。

http://www.frey-furniture.com/

2006年6月27日 (火)

田の字型の続き間があれば自宅で冠婚葬祭ができる

Photo_146 今日は市街地から車で20分ばかり山手へ入った古民家へ畳の敷き込みに行きました。

田の字型に連なる和室を全て畳替えさせていただきました。畳の枚数にして約40枚でしたので2日に分けて工事を行いました。今日は工事最終日で2部屋分を敷き込みました。

さて本来、田の字型の和室は冠婚葬祭を自宅で執り行なうために作られた間取りです。天井高が高いのも特徴で、冬は寒くて夏は風通しをよくすれば涼しい住宅です。暖房に要する光熱費がかさむ事から近年では住まい手が少なくなってきています。

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2006年6月25日 (日)

イグサ玄関マットでお出迎え

Photo_144 写真は我が家のイグサ玄関マットです。

大きさは85㎝×180㎝で畳一枚分くらいの面積があります。作った当初は梱包時の折り目が波打ったようになっていましたが、現在ではすっかりシワが取れています。

”ふち”の部分は畳のへりでは細くて心もとないイメージだったので手芸店から布を買ってきて取り付けました。

3年前に作ったのでいい具合に日焼けしてきました。いまのところ耐久性には問題なさそうなので商品化を検討してみようかな。

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2006年6月21日 (水)

畳のシミに漂白剤は逆効果

Photo_142 こちらは表替えしてから2週間ばかり経過した畳でシミがいくつか出来てしまっています。畳表は熊本産の「ひのみどり」でシミの原因はお茶をこぼしたことによるものだそうです。

家の人にお部屋を見せてもらうと一枚だけ茶褐色に変色した畳がありました。畳一が見たときには水分は完全に蒸発していました。こぼしたお茶をどのくらい放置していたのか不明でしたが、漂白剤をシミの部分に使ったそうです。何とかしてあげたい気持ちで持参していたベビーパウダーをかけてブラッシングしてみましたが、少し薄くなった程度でした。畳表の裏側にもシミが浸透していると予想されますので再度表替えをしなければきれいにできないと思われます。

畳表にはもともと油分があり、お茶程度の液体汚れなどははじいてくれます。したがって、長時間放置しないでふき取ってしまえばほとんどシミになることはないと考えられます。

結局こちらのお宅ではまたお茶をこぼす可能性が続くため、暫くこのまま使用を続けることになりました。シミに対する注意を促すのがおろそかになっていたようです。

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2006年6月 6日 (火)

家具を近づけると壁が汚れます

Photo_129 写真は畳を引き上げるために壁面に接していた家具を移動させたところです。

畳替えの際には家具の移動が必須の作業になりますので、普段は家具に隠れて見えない部分を見ることができます。写真の壁で床から20センチくらいの部分が黒く変色しているのがお分かりになるだろうか?これは壁と家具の間に溜まった湿気が原因で生えたカビが黒く付着しているのです。こうなってしまっては壁を塗り替えないと黒くなった部分を消すことはできません。

こうならない為の対策をいくつか挙げてみました。

1.あらかじめ家具の配置計画を考える。

2.除湿機やエアコンでお部屋の湿度を下げる。

3.家具を壁面からできるだけ距離をとって空気が通るようにする

今週末には北陸でも梅雨入りする可能性があるそうです。湿度を下げることは畳にとってもいい環境になります。畳替えの際には是非とも家具の配置計画を考えてみてはいかがですか?

<畳一が勤める西田畳店です>

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2006年6月 5日 (月)

10畳間を手縫いで敷き込みました

Photo_128 先般より取り掛かっていた手縫いの畳を本日敷き込みしてきました。技能検定の練習として作っていた畳がそれです。

先週の土曜日に作り終えていたので、早速いつ敷き込みに伺えるか電話を入れました。そうしたところ今からでもいいとの事だったのですぐに軽トラックに畳を積み込んで出発しました。

内心ドキドキだったのですが、平静を装って「ごめんくださーい」と玄関先から声をかけました。すると既にお部屋がきれいに片付けられて待っていてくれました。「始めに古畳から引き上げますね。」と言って古畳を玄関前まで運びだしました。さすがにお子様が4人もいて擦り切れた畳が2枚もありました。畳を全部引き上げたところで「よかったらこの機会に掃除機で床板を掃除してください」と声をかけました。奥さんが掃除機をかけている間に新品の畳を軽トラックから下ろしました。

床板がきれいになったところでいよいよ敷き込み開始です。緊張が最高に高まる瞬間でした。一番気になっていた畳の寸法はほとんど狂いなく敷き込むことができました。ところが畳の厚さは所々違っていて段差が生じてしまいました。段差に関しては不陸調整(畳の世界では”敷き合わせ”)で対応させていただきました。敷き込んで初めて分かる修正点がありましたので本当にいい経験となりました。

今日の畳を発注してくださったのは森本商工会青年部の先輩のM氏です。練習用の畳として快く承諾していただいて感謝しています。本当にありがとうございました。

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2006年6月 1日 (木)

黄金色の「美草」は始めから日焼けした色の畳

Photo_123 先日とある新築現場に黄金色の「美草」を敷き込みました。

「美草(みぐさ)」はプラスチックと天然素材の複合材で水に強くダニやカビの発生が少ないのが特徴です。

もうひとつ特徴的なのが紫外線による褪色がほとんどないことです。そのため出荷時の色合いのまま使用し続けることができます。

写真は黄金色の「美草」で最初からこのような色をしています。畳の日焼けした色が好みであれば敷き込み当初からこの色を楽しむことができます。

ただし天然イグサ特有の香はありません。それから日焼けしないということは時間の経過ととも色の変化を感じることができないことになります。

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2006年5月29日 (月)

特注の”目押し定規”で畳表をカットしました

Photo_120 今日は午前中に一件だけ畳の採寸に行ってきました。それ以外の仕事は西田畳店の職人さん達にまかせて技能検定の練習に励んでいました。

いつもと違うのは”目押し定規”が新しくなったことです。友人の家具職人に頼んで特注で作ってもらいました。畳関連の資材を扱うお店にも売っているのですが、使い勝手を考えて大きさと材料にこだわってみました。材質は”タモ”を選びました。耐久性があり、衝撃に強い特徴があるそうです。野球のバットにも用いられるとのことです。

ところで”目押し定規”とは畳表をへりのラインに合うようにカットする目的で使用されます。写真がちょうど畳表を切っているところで、左手で固定されているのが”目押し定規”です。

さて今回”目押し定規”を作ってくれたのはオーダー家具のFREY(フレイ)代表の甲斐 晋氏です。彼はオーダー家具ばかりでなく照明やインテリアなどトータルで店舗をプロデュースしています。来月にも彼が手がけたレストランが金沢市東原町でオープンする予定です。

<FREY情報>

920-0147 金沢市不室町イ72-1

代表 甲斐 晋

FREYのホームページはこちらから

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2006年5月24日 (水)

「はがきを見た」とお伝えください

Photo_116 畳替えに伺ったお宅でよく耳にする質問の上位は

1.始めにからぶきすればいいんですか?

2.新聞紙をしいてもいいですか?

3.今度はいつ畳替えすればいいんですか?

ほとんどのお宅で以上のいずれかの質問を投げかけてきます。質問の答えに関しては以前の投稿で紹介していると思いますので省略いたします。

そして本日取り上げたいのは3番目の「今度はいつ畳替えすればいいんですか?」です。3つの中で一番難しい質問で、いつも頭を悩ませてくれます。というのは畳の経年劣化や耐用年数はそのお部屋の使用頻度や湿度によって大きく変化するからです。一度伺っただけではそのような条件が分かりかねるのが答えに困る理由です。ただ、専門家として分からないではすまないので「条件によりますが3年から5年です。忘れないように5年経ちましたらはがきでお知らせしています。」という具合に説明しています。

写真はそのはがきです。はがきの全文です。

<以前畳替えしてから5年が経ちました。平均して畳替えから3年から5年までがきれいに裏返しできる時期にあたります。この機会にご予約された方に特別価格にて施工させていただきます。お電話の際に「はがきを見た。」とお伝えください。>

このはがきは”裏返し”するという前提にたっていますが、表替えしかしないというお客様には別のアプローチを考えようと思っています。

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2006年5月23日 (火)

蓄熱式暖房と掘りごたつでポカポカリビング

Photo_115 先日とある新築現場に畳を敷きこみに行ってきました。

この住宅はオール電化住宅らしく、その日は蓄熱式暖房の施工が行われていました。写真では座卓の後ろに見えている白い器具がそれです。中にはレンガのようなブロックがいくつも入っています。施工途中に少し触らせていただきましたが、すごく重かったです。これを深夜電力を利用して熱し、次の日の朝にスイッチを入れると余熱でお部屋が暖まる仕組みになっています。

畳の敷きこみ中に試験運転されていてすごく暑かったです。座卓の下は掘りごたつになっているのですが併用して使用する必要があるのかと思うくらいの暖かさでした。

ちなみに写真のへり無し畳は「清流」の黄金色が敷きこまれています。カビやダニに強い和紙素材の畳表です。紫外線による褪色が少なく、日当たりのいいリビングには最適な素材です。

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2006年5月17日 (水)

亜麻色の畳