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2024年6月 1日 (土)

ホームページをリニューアル

この度、西田畳店のホームページを

リニューアルしました。

本日6月1日から運用開始となります。

これまでの畳中心の案内からフスマや障子の貼替え

カーテン、ブラインドの取付といった内装工事の

ページを付け加えました。

また、スマートフォンからの閲覧が多いので

スマホ画面をより見やすく工夫しております。

Hp

アドレスはそのままなので

これまで通りに見ていただければと思います。

 

さて、6月1日というと我が家の妻の

めでたい誕生日なので重ねて嬉しい日

となりました。

Photo_20240529101201

いつもながら近くのレストランでお祝いしました。

 

また、3月でご案内した森本商店街の

「プレミアム商品券」のご使用が昨日で

終了しました。

Photo_20240529101501

沢山のご利用ありがとうございました。

 

 

 

2024年5月 6日 (月)

「マッチャ」色の畳

「マッチャ」というカラーネーム

の畳があります。

元々はセキスイの置き畳専用のカラーとして

発売されていましたが、敷き込み用の畳にも供給

出来るようです。

メーカーからは正式なアナウンスは無かった

のですがお客様からの要望でダメ元で問い合わせてみました。

これまでは専用カラーは頑なに利用用途が

限られており別用途の出荷は拒否されていました。

いつ頃からかは定かではありませんが今回は

メーカーさんの柔軟な対応で希望に沿った

畳表のカラーを選ぶことが出来ました。

Photo_20240506112101

これがその画像です。

元々あった「グリーン」と「リーフグリーン」

の中間色といった色合いでしょうか?

ご満足いただけることを願っております。

 

 

 

2024年4月 1日 (月)

4枚組の山水柄のふすま

4月に入りだいぶ春らしくなってきました。

先月は肌寒い日も多く

しまった冬物の上着を再び

出すことになりました。

桜の開花も昨年よりは遅くなっている

ように思います。

 

さて、先日ですが最近では珍しくなってきた

山水柄のフスマを貼替えさせていただきました。

さらに今回は4枚で一つの大きな絵を構成する

山水柄を選ばれました。

Photo_20240327053901

このように2間の部屋堺に4枚の戸が

入りますが、全体で一つながりの絵になっています。

2枚組のものと比べると迫力があります。

ちなみに2枚組を選ばれると

同じ絵柄が2つ並んだ構成になります。

大切なお客様の訪問や人生の節目にふさわしい

逸品だと思いました。

 

2024年3月 4日 (月)

へり無畳あれこれ

3月に入りました。

だいぶ春めいてきたように感じられましたが

雪の降る日も時々あります。

西田畳店の属する森本商店街では

3月1日~5月31日の期間限定でご使用できる

プレミアム商品券を発行しております。

Photo_20240304095701

事前申し込みと抽選に当たった方には10000円で

12000円分の買い物ができる大変お得な商品券です。

当店でも3月1日の初日からご使用されたお客様

がいらっしゃいました。

 

さて、お題のヘリ無畳ですが

今回は2種類をご紹介したいと思います。

まずはダイケン「穂波」ですが

健やか畳シリーズの和紙素材の畳表です。

Photo_20240304092601

同じシリーズの「綾波」と同様な綾織りで織られ

ていますがカラーが独特でランダムに3色が混ざっております。

Photo_20240304093201

お部屋全体を写すとこのように

アジアンテイストなイメージに仕上がりました。

ダーク系のフローリングとも相性が良く

和でも洋でもない南国風な空間が出来ました。

 

次はセキスイの美草シリーズから

「校倉」をご紹介します。

Photo_20240304094101

「穂波」と同じく綾織りで織られております。

カラーはグリーンとイエローの2色交配を

選ばれました。

こちらは和風の色彩が含まれており手前のフローリングとも

奥のお座敷とも相性が良く馴染んでくれました。

Photo_20240304094501

特徴は両者ともカビやダニと日焼けに強く

「校倉」に関してはアルコール消毒に対応しております。

最近では新築現場だけでなく昔からのお客様

からもヘリ無畳のご要望を伺う事が多くなりました。

 

2024年2月 8日 (木)

新聞紙と防湿・防虫紙

「畳の下に新聞紙を敷いていいですか?」

お客様から畳の敷き込みの当日に

しばしばされる質問です。

昭和の半ば頃は畳を天日干し

にした上で床下を消毒するという習慣がありました。

この習慣は一年に一度行われていたようで

干した畳を敷き込む際に新聞紙を

敷いていました。

ただ、現代では畳を干すスペースが無いとか

畳の上の家具を除ける事が困難で

そのような習慣は無くなってしまいました。

ただ、年配のお客様はこの習慣を覚えていて

冒頭の質問を投げかけてきます。

当店では1階と2階に分けて回答しています。

1階は床下から湿気を受けるので昔の様に

毎年取り替える事ができないので専用のシート

をお勧めしております。

Photo_20240204140601

有料となりますが防湿と防虫の性能がある

シートであれば次の畳替えまで畳を守ってくれます。

2階であれば床下からの湿気がないので

新聞紙で大丈夫です。

天井裏にほこりが落ちるのを防いでくれるし

インクを嫌がる虫を近づけない効果が期待できます。

Photo_20240204141301

昨年、畳替えの時に出てきた一番古い新聞紙

は昭和29年の日付のものがありました。

今から70年前で大変驚きました。

ちなみに当店は昭和28年創業ですので

昨年に70周年を迎えております。

 

 

 

2024年1月31日 (水)

定年退職

令和6年の石川県は地震で始まり

忘れ得ない年になったと思います。

県外の知人・友人からはお見舞いの言葉を

いただき大変心強い思いを抱きました。

また、金沢と比べて甚大な被害を被った

奥能登の被害に遭われた方にお悔やみと

一日も早い復興を願うばかりです。

当店では目下のお仕事は

金沢近郊の貸家やアパートの畳の張替えです。

奥能登の方々に向けて仮住まいのできる

民間の賃貸住宅を提供する準備に

微力ながらお手伝いさせていただいております。

 

そんな日々を過ごしていたところ

一通のハガキが届きました。

元々、このブログのタイトル下のキャプションにあるように

脱サラ畳職人という触れ込みでこの道に進んできました。

それから約25年も過ぎてしまいましたが

その時の上司がその会社を定年退職したという

案内がそのハガキでした。

早速、数年ぶりに電話をしてみると

お元気そうで別の同僚の近況なども

教えてくれました。

そして小学3年生を筆頭に

3人もお孫さんがいるとの事でした。

自分が在籍していたころはお子さんが

小学生だったと記憶して驚いてしまいました。

電話越しのお声が当時のままだったので

あれから25年が経過して自分だけが年を

取っているわけではないのだとつくづく

考えさせられました。

残念ながら当時の営業所は跡形もなく

取り壊されて面影すら残っていません。

ただ、当時の同僚がいてどこかで

会う事ができるので思い出は記憶の中だけに

なりましたが確実に残っていると思います。

 

 

 

2023年11月 1日 (水)

畳の粉ってどうしてついてるの?

いぐさの畳表には細かな粒子の粉が付いています。

なのでそのまま使うと粉が足に付いて廊下や玄関

に渡って白い足跡が付いてしまいます。

そこで当店では出荷前に一度水拭きをさせていただいております。

これで粉を100%粉は取れていませんが

通常のご使用には問題ないと思います。

 

そもそもなんで粉が付いているのかというと

いぐさを発酵させることなく保存するためです。

例えば草刈りした草を山積みにすると熱を発生

して熱くなるのは草が発酵し始めているのです。

いぐさも草なのでそのまま保存すると発酵して畳表としては

使えなくなってしまいます。

そこでいぐさを保存前に細かな粒子の泥に浸して乾燥させます。

この時の泥が粉の正体でして「泥染め」と呼ばれる大切な工程です。

 

そしていぐさの独特な香りはいぐさ自体だけでなく

この泥と合わさって生まれます。

なので必要以上に畳を拭き取るとせっかくの

香りが薄まってしまいます。

お勧めのふき取り方は固くしぼった雑巾で

足跡が廊下に移らない程度までふき取ることです。

 

どうしても粉が許せない又は水拭きが面倒という方は

和紙表や樹脂表をお勧めしております。

これらはいぐさを使用していませんので

粉はついておりません。

 

ちなみに粉が多少残ったとしても普段のご使用でいつの間にか

無くなって行きます。

 

 

 

2023年10月 3日 (火)

WHO AM I

一昨日は久しぶりに21世紀美術館へ

行ってきました。

訳は夏休みにお手伝いしてくれた息子

の要望で「香取慎吾個展」を見るためでした。

その個展のタイトルが”WHO AM I”

でして作者が自問自答しているかのような作品が

数多く展示されていました。

中でもダンボールの裏側をキャンバスに見立てた

作品が多数目につきました。

急にインスピレーションを得てその場に有った

ダンボールを手に取ってと思いましたが

その数は数点にとどまらなかったので

意図的にダンボールを使用しているのかもしれません。

Photo_20231003055001

これは数少ない撮影が許された作品の一つで

「in 金沢」というタイトルの絵です。

何が金沢なのかというとメインキャラクターの黒うさぎ

の左側の目の中が21世紀美術館になっています。

上から見た21世紀美術館で緑色の部分が芝生だとすると

目だけでなく敷地全体を黒うさぎで表現した作品

だとも言えます。

ちなみにこのお部屋では作品を製作している映像が

流れており、手足や衣服や髪の毛など全身を使った

作風に立ち止まる人の輪が大きくなっていました。

 

今月は畳のお話はお休みになりましたが、

青い縁が畳の「へり」に見えたのは自分だけかもしれません。

 

2023年9月 3日 (日)

店名看板を付け替えました。

当店の工場は約25年を経過しまして

正面の店名パネルが劣化してきました。

Img_2862

ステンレス製なのですが溶接が剥がれていました。

文字パネルを取り外してみると

文字の形のサビが残り長い年月の風雨から

耐えてきたのが分かります。

Img_4859

この度、文字をローマ字から漢字に変更して

新たにパネルを取り付けました。

Img_4861

すっきりとしたイメージに切り替わりました。

文字数が少なくなった分、予算も節約出来ました。

お店自体は70周年の節目の年なので記念になりました。

 

さて、先月は長い長い夏休みという事で

中学生の息子が畳ゴミの分別を

手伝ってくれました。

Img_4878

畳床の切断して不要な部分を

インシュレーションボードとポリスチレンフォームと

裏面材に切り離して分別します。

ちなみにポリスチレンフォームは溶かして再生します。

彼は夏休みの間、平日は毎日工場に来ましたので

大変助かりました。

 

 

2023年8月 5日 (土)

住まいの困りごとあれこれ

金沢では7月21日に梅雨明けして以来

連日のように猛暑日が続いています。

気を抜くといつ熱中症になってもおかしくない日々が

続いております。

 

先日、中学生の息子が職場体験で当店にやってきました。

敷き込みから帰ってくると父と息子が作業しており、

思いがけずにも親子3代が同じフロアに遭遇しました。

息子の受け持ちはヘリ無畳の返し縫いと

畳床の端材をインシュレーションボードとポリスチレンフォーム

と裏面材にはがして分別する事です。

まんざらでもなかったのか夏休みに入ってからも

お手伝いがてら工場に来ています。

 

さて、お題の困りごとですが

Img_4537

写真のように襖の穴があります。

これは貼り替えするときれいに元通りになります。

Img_4043

今度は襖の取っ手ですが右側が割れています。

木工用ボンドでつかない場合は

交換となりますが同じものが無い場合が多いので

左右ともに交換となります。

次はドアノブの交換です。

Img_4041

長年のご使用で閉まりが悪くなりますので

金具の部分を取り替えます。

このように「どこに頼めばいいの。」って

いう小さな困りごとでも可能な限り

お応えしようと思います。

 

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