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2006年1月20日 (金)

畳のまくり方(引き上げ方)

Photo_17 これまで畳のお手入れをする際に畳をまくったり引き上げたりする必要があるとご説明させていただきましたが、肝心のまくり方には直接触れてなかったと思います。左の写真は畳屋さんが畳をまくるときに使う「手かぎ」という道具です。フック船長の義手のような形状の道具で先端の曲がった針を畳に刺して使います。畳道具専門店にて購入できるのですが普通の金物屋さんやホームセンターではあつかっていない模様です。

それでこれに替わる道具として「千枚通し」や「アイスピック」がよろしいかと思います。そして刺す位置ですが下の写真のように畳の四隅のいずれかに近い所を刺します。このとき刺さりが浅いと針が抜けた反動で表面に傷がついてしまう事がありますので概ね3センチ以上刺さるようにしてください。あとは上方に向って引き上げると畳が持ち上がります。Photo_18

最後に千枚通しの針の跡(穴)の消し方を説明します。千枚通しを抜いたとき針穴が残ってしまいますので、千枚通しのおしりの部分でやさしくこすってください。簡単に穴を消すことができます。

あっ、それから最初にあった畳の場所もお忘れなく。入らなくなりますよ。

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コメント

この梅雨で新品の畳がカビだらけになりました。素人なんですけど、敷きこみカギを買って自宅の畳を持ち上げたいと思います。
刺す位置ですが、ヘリに近い表面ではなく側面の溝あたりを刺すのはマズイでしょうか?
表に刺すのは傷になりそうで心配です。しかも昨今の畳は中身が藁床ではなく建材ボードなので穴が開いたら復元するかは分かりません。

読者さま
コメントありがとうございます。
溝とは畳と畳に開いたすきまでしょうか?
でしたら側面に敷き込みかぎが入りますのでそのように刺していただいても大丈夫です。
また、カビに関しては湿度の管理が一番ですので除湿機の使用をお勧めします。

ありがとうございました。

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