ダイケン和紙表「銀白100A」の日焼け
昨日は九州地方と北陸で大雨が続き
石川県内でも能登方面で被害があった模様です。
被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
雨の被害というと川の氾濫など直接的に
家屋に水が浸入してもたらされるものと
湿気によって間接的にダメージを与えるものがあります。
例えばシロアリは湿気を好み、
湿気を含んだ床板や畳に侵入してきます。
床下など見えにくい部分で進行するので
やっかいな相手でもあります。
今年も畳を喰われた事案が発生していますので
ご注意いただければと思います。
畳の上からは分かりにくいですが少しでも異変
があれがご相談いただければと思います。
壁と接しているところが少し黒ずんでいますので
この時点で早めのご相談を願います。
さて、お題の「銀白100A」の日焼けについてですが、
いぐさの畳表に比べて日焼けしにくいのが特徴です。
なのですが、全くしないわけではなく少し褪色するので
見てみましょう。
左側が新品で右側が約20年使用した銀白100Aです。
やはり少し白っぽくなっていると思います。
20年使用すると汚れやキズができてしまいますので
張替え時期としては適齢期だと思います。
ちなみに畳表の裏側も同じように褪色していたので
裏返しも不可能な色合いでした。
こちらは完成イメージ図です。
新築時にタイムスリップしたような仕上がりに
なりました。
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